1から20までの数字が書かれた20枚のカードから、元に戻さずに1枚ずつ2回引くとき、2枚目が5の倍数である確率を求めよ。

確率論・統計学確率場合の数事象
2025/7/14

1. 問題の内容

1から20までの数字が書かれた20枚のカードから、元に戻さずに1枚ずつ2回引くとき、2枚目が5の倍数である確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、カードの引き方の総数を計算します。1枚目は20枚のカードから選べ、2枚目は残りの19枚から選ぶので、全部で 20×19=38020 \times 19 = 380 通りの引き方があります。
次に、2枚目が5の倍数になる場合の数を数えます。2枚目が5の倍数になるのは、5, 10, 15, 20のいずれかが出た場合です。
場合1:1枚目が5の倍数以外の場合。
5の倍数以外のカードは16枚あります。2枚目に5の倍数が出る確率は4/19です。
この場合、組み合わせの数は、16×4=6416 \times 4 = 64通りです。
場合2:1枚目が5の倍数である場合。
5の倍数は4枚あります。2枚目に5の倍数が出る確率は3/19です。
この場合、組み合わせの数は、4×3=124 \times 3 = 12通りです。
したがって、2枚目が5の倍数になる組み合わせの数は、64+12=7664 + 12 = 76通りです。
よって、求める確率は、(2枚目が5の倍数になる場合の数) / (カードの引き方の総数) = 76/38076 / 380となります。
最後に、分数を約分します。76/380=2/10=1/576 / 380 = 2 / 10 = 1 / 5.

3. 最終的な答え

1/5
ア = 1
イ = 5

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