与えられたデータ$\{ (x_i, y_i) \}_{i=1}^6$ について、$x$ と $y$ の最頻値を仮平均として、共分散 $s_{xy}$ を求めます。データは以下の通りです。 | x | 165 | 163 | 166 | 166 | 168 | 162 | |---|---|---|---|---|---|---| | y | 54 | 49 | 55 | 58 | 45 | 45 |

確率論・統計学共分散統計データ分析最頻値
2025/7/15

1. 問題の内容

与えられたデータ{(xi,yi)}i=16\{ (x_i, y_i) \}_{i=1}^6 について、xxyy の最頻値を仮平均として、共分散 sxys_{xy} を求めます。データは以下の通りです。
| x | 165 | 163 | 166 | 166 | 168 | 162 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| y | 54 | 49 | 55 | 58 | 45 | 45 |

2. 解き方の手順

まず、xxyy の最頻値を求めます。
xx のデータ: 165, 163, 166, 166, 168, 162。最頻値は166です。
yy のデータ: 54, 49, 55, 58, 45, 45。最頻値は45です。
したがって、仮平均をそれぞれ x0=166x_0 = 166y0=45y_0 = 45 とします。
次に、xi=xix0x_i' = x_i - x_0yi=yiy0y_i' = y_i - y_0 を計算します。
| xix_i | 165 | 163 | 166 | 166 | 168 | 162 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| xix_i' | -1 | -3 | 0 | 0 | 2 | -4 |
| yiy_i | 54 | 49 | 55 | 58 | 45 | 45 |
| yiy_i' | 9 | 4 | 10 | 13 | 0 | 0 |
共分散 sxys_{xy} は以下の式で計算できます。
sxy=1n1i=1n(xixˉ)(yiyˉ)s_{xy} = \frac{1}{n-1} \sum_{i=1}^n (x_i - \bar{x})(y_i - \bar{y})
ここで、仮平均を使用しているため、以下の式で計算します。
sxy=1n1i=1n(xi)(yi)s_{xy} = \frac{1}{n-1} \sum_{i=1}^n (x_i')(y_i')
今回の場合は、n=6n=6 なので、
sxy=161[(1)(9)+(3)(4)+(0)(10)+(0)(13)+(2)(0)+(4)(0)]s_{xy} = \frac{1}{6-1} [(-1)(9) + (-3)(4) + (0)(10) + (0)(13) + (2)(0) + (-4)(0)]
sxy=15(912+0+0+0+0)s_{xy} = \frac{1}{5} (-9 - 12 + 0 + 0 + 0 + 0)
sxy=15(21)s_{xy} = \frac{1}{5} (-21)
sxy=4.2s_{xy} = -4.2

3. 最終的な答え

sxy=4.2s_{xy} = -4.2

「確率論・統計学」の関連問題

125人を対象に好きな果物についてアンケートを行った。メロンが好きな人は全体の60%で、そのうち20%はスイカも好きだった。メロンとスイカのどちらも好きではない人は27人いた。スイカが好きな人の数を求...

集合アンケート割合人数
2025/7/19

ハートとスペードのそれぞれ1から12までのカード、計24枚から2枚を引く。引いた2枚が異なるマークになるか、2枚の数字の和が20以上になる確率を求めよ。

確率組み合わせ事象排反事象
2025/7/19

大人5人と子ども4人が1列に並ぶとき、以下の条件を満たす並び方はそれぞれ何通りあるか。 (1) 両端が子どもである。 (2) 大人と子どもが交互に並ぶ。 (3) どの子どもも隣り合わない。

順列組み合わせ場合の数並び方
2025/7/18

大小2個のサイコロを投げるとき、以下の条件を満たす場合の数をそれぞれ求めよ。 (1) 目の積が奇数となる場合 (2) 目の積が偶数となる場合 (3) 目の和が偶数となる場合

確率サイコロ場合の数偶数奇数
2025/7/18

サイコロを2回投げたとき、出た目の和が12になる確率を求めます。

確率サイコロ場合の数
2025/7/18

サイコロを2回投げたとき、2つの出た目の和が5の倍数になる確率を求める問題です。

確率サイコロ場合の数確率の計算
2025/7/18

1, 2, 3, 4 の4枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作った整数が4の倍数になる確率を求める問題です。

確率場合の数整数倍数
2025/7/18

1, 2, 4, 5, 7の5枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、偶数ができる確率を求める問題です。

確率組み合わせ偶数場合の数
2025/7/18

4枚のカード(3, 5, 6, 9)から2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作られた整数が5の倍数となる確率を求める問題です。

確率順列倍数場合の数
2025/7/18

4枚の硬貨を同時に投げるとき、すべての硬貨が表となる確率を求めよ。

確率コイン事象
2025/7/18