まず、2桁の自然数で4で割ると3余る数を全て求めます。
2桁の自然数の中で最小の数は10、最大の数は99です。
4で割ると3余る数を一般的に 4n+3 と表します。 4n+3≥10 を満たす最小の整数 n を求めます。 n≥47=1.75 したがって、n の最小値は 2 です。このとき、4n+3=4(2)+3=11 4n+3≤99 を満たす最大の整数 n を求めます。 n≤496=24 したがって、n の最大値は 24 です。このとき、4n+3=4(24)+3=99 求める数は、11, 15, 19, ..., 99 という等差数列になります。
この数列の初項は11、末項は99、公差は4です。
項数を k とすると、 11+(k−1)×4=99 となります。 4(k−1)=88 したがって、項数は23です。
等差数列の和の公式は S=2k(a1+ak) です。ここで、S は和、k は項数、a1 は初項、ak は末項です。 この数列の和は、
S=223(11+99)=223×110=23×55=1265