0, 1, 2, 3, 4 の5個の数字を使い、同じ数字は1回しか使えないという条件のもとで、3桁の整数を作る。このとき、(1)偶数となるものの個数と、(2)3の倍数となるものの個数を求める。
2025/7/16
1. 問題の内容
0, 1, 2, 3, 4 の5個の数字を使い、同じ数字は1回しか使えないという条件のもとで、3桁の整数を作る。このとき、(1)偶数となるものの個数と、(2)3の倍数となるものの個数を求める。
2. 解き方の手順
(1) 偶数の場合:
3桁の整数が偶数となるためには、一の位が0, 2, 4 のいずれかである必要がある。
* 一の位が0の場合: 百の位は0以外の4通り、十の位は残りの3通り。よって、 通り。
* 一の位が2または4の場合: 一の位は2通り。百の位は0と一の位の数以外なので3通り。十の位は残りの3通り。よって、 通り。
したがって、偶数の総数は 個。
(2) 3の倍数の場合:
3桁の整数が3の倍数となるためには、各位の数字の和が3の倍数である必要がある。使える数字は0, 1, 2, 3, 4。
3つの数字の和が3の倍数になる組み合わせは以下の通り。
* (0, 1, 2): 並べ方は 通り。
* (0, 2, 4): 並べ方は 通り。
* (1, 2, 3): 並べ方は 通り。
* (0, 3, 3)や(3,3,3)はない。(同じ数字は一回しか使えないから)
* (0, 3, 6) は6がないから使えない。
* (1, 3, 5) は5がないから使えない。
* (2, 3, 4): 並べ方は 通り。
* (0, 1, 2)の順列の総数は、最初の数字が0にならないように、通り
* (1, 2, 3)の順列の総数は、通り
* (2, 3, 4)の順列の総数は、通り
* (0, 3, 0)
* (0, 2, 4)の順列の総数は、最初の数字が0にならないように、通り
* (1, 2, 3)の順列の総数は、通り
* (2, 3, 4)の順列の総数は、通り
よって、3の倍数の総数は、 個。
3. 最終的な答え
(1) 偶数: 30個
(2) 3の倍数: 30個
(1)偶数:30
(2)3の倍数:30
上記の解き方では3の倍数の組み合わせが間違っており、改めて考え直すと以下の通りになります。
(2) 3の倍数の場合:
3桁の整数が3の倍数となるためには、各位の数字の和が3の倍数である必要があります。使える数字は0, 1, 2, 3, 4。
3つの数字の和が3の倍数になる組み合わせは以下の通り。
各位の数字の和が3になる組み合わせ:
* 0+1+2
各位の数字の和が6になる組み合わせ:
* 0+2+4
* 1+2+3
各位の数字の和が9になる組み合わせ:
* 2+3+4
上記の組み合わせにおいて3桁の整数を作ると以下の様になります。
* 0, 1, 2:百の位は1か2なので2通り。十の位は残りの2通り。一の位は残りの1通り。 通り。
* 0, 2, 4:百の位は2か4なので2通り。十の位は残りの2通り。一の位は残りの1通り。 通り。
* 1, 2, 3:百の位は1,2,3のどれかなので3通り。十の位は残りの2通り。一の位は残りの1通り。 通り。
* 2, 3, 4:百の位は2,3,4のどれかなので3通り。十の位は残りの2通り。一の位は残りの1通り。 通り。
したがって、3の倍数の総数は 個。
最終的な答え
(1) 偶数: 30個
(2) 3の倍数: 20個