1から100までの整数の中で、指定された条件を満たす整数の個数を求める問題です。

算数倍数約数集合数の性質
2025/7/18
## 問題11 の解答

1. 問題の内容

1から100までの整数の中で、指定された条件を満たす整数の個数を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 8の倍数
100 ÷ 8 = 12.5 より、8の倍数は12個です。
(2) 12の倍数
100 ÷ 12 = 8.333... より、12の倍数は8個です。
(3) 8で割り切れない数
1から100までの整数は100個あります。8の倍数が12個なので、8で割り切れない数は 100 - 12 = 88個です。
(4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数
8の倍数かつ12の倍数である数は、8と12の最小公倍数である24の倍数です。
100 ÷ 24 = 4.166... より、24の倍数は4個です。
8の倍数(12個)から24の倍数(4個)を引くと、8の倍数であり、かつ12の倍数でない数が得られます。
12 - 4 = 8個です。
(5) 8でも12でも割り切れない数
これは、8の倍数でもなく、12の倍数でもない数を求める問題です。
8の倍数または12の倍数の数を求め、それを全体の数から引くことで計算します。
8の倍数または12の倍数の数を求めるには、8の倍数の数と12の倍数の数を足し、8と12の最小公倍数である24の倍数の数を引きます(重複を避けるため)。
8の倍数: 12個
12の倍数: 8個
24の倍数: 4個
8の倍数または12の倍数の数: 12 + 8 - 4 = 16個
したがって、8でも12でも割り切れない数は 100 - 16 = 84個です。
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数
これは、8の倍数でないものと12の倍数でないものの和集合の要素数を求める問題です。
8の倍数である数の集合を A, 12の倍数である数の集合を B とすると、求めるべきは A∪Bの補集合の要素数です。これは、全体から A∩B の要素数を引いたものと同じです。A∪B の補集合は、全体の集合から A∪B を引いたものです。
8の倍数または12の倍数の数は、(5)で計算した通り16個です。
したがって、8で割り切れない、または12で割り切れない数は、100 - (8の倍数かつ12の倍数)の補集合ということになり、8でも12でも割り切れる数(つまり、24の倍数)の補集合、つまり、全体から24の倍数を引いた数100 - 4 = 96 個 というわけではないです。
補集合の要素数として考えるのが簡単です。
8で割り切れない数は88個
12で割り切れない数は92個
両方で割り切れない数:84個
8で割り切れない または 12で割り切れない数 = (8で割り切れない数) + (12で割り切れない数) - (8でも12でも割り切れない数)
= 88+ 92 - 84 = 96個

3. 最終的な答え

(1) 12個
(2) 8個
(3) 88個
(4) 8個
(5) 84個
(6) 96個

「算数」の関連問題

48cmのリボンを、姉と妹で5:7の比になるように分けます。それぞれのリボンの長さを求める問題です。

割合分配
2025/7/18

2つの絶対値を含む計算問題を解きます。 (1) $|-4 + 3|$ の値を求めます。 (2) $|6| - |-8|$ の値を求めます。

絶対値計算
2025/7/18

分数 $\frac{13}{22}$ を循環小数で表したときの、小数部分を求める問題です。

分数循環小数割り算
2025/7/18

画像に写っている割り算の問題を全て解きます。問題は以下の通りです。 1. $60 \div 2$

割り算四則演算
2025/7/18

画像に写っている割り算の問題を解く。問題は全部で24問あります。

割り算計算
2025/7/18

画像にある割り算の問題を解きます。問題は1から24まであり、それぞれ割り算の計算を行います。

割り算計算
2025/7/18

循環小数 $0.213213213...$ を分数で表す問題です。

分数循環小数約分
2025/7/18

全体集合$U$を1から18までの自然数全体の集合とする。$U$の部分集合$A$を2の倍数全体の集合、$B$を3の倍数全体の集合とする。このとき、集合$\overline{A} \cap \overli...

集合補集合倍数
2025/7/18

全体集合 $U$ を1から18までの自然数全体の集合とし、部分集合 $A$ を2の倍数全体の集合、$B$ を3の倍数全体の集合とする。このとき、集合 $\overline{A} \cap B$ を求め...

集合集合演算倍数補集合共通部分
2025/7/18

全体集合 $U$ を1から18までの自然数全体の集合とし、$U$ の部分集合 $A$ を2の倍数全体の集合、$B$ を3の倍数全体の集合とする。このとき、集合 $A \cup B$ を求め、空欄を埋め...

集合倍数和集合
2025/7/18