2017年と2018年の売上高の差が800万円であるとき、2018年の売上高を求める問題です。グラフから2017年の売上高成長率は6.0%、2018年の売上高成長率は4.0%と読み取れます。

応用数学割合成長率方程式売上高
2025/4/3

1. 問題の内容

2017年と2018年の売上高の差が800万円であるとき、2018年の売上高を求める問題です。グラフから2017年の売上高成長率は6.0%、2018年の売上高成長率は4.0%と読み取れます。

2. 解き方の手順

2017年の売上高をxx、2018年の売上高をyyとします。
問題文より、xy=800|x - y| = 800万円です。
2017年の売上高成長率は6.0%なので、2016年の売上高をaaとすると、x=a(1+0.06)=1.06ax = a * (1 + 0.06) = 1.06aとなります。
2018年の売上高成長率は4.0%なので、y=a(1+0.06)(1+0.04)/(1+0.06)=x1.04/1.06y = a * (1 + 0.06) * (1 + 0.04) / (1 + 0.06) = x * 1.04 / 1.06となります。
y=1.041.06xy = \frac{1.04}{1.06}xと表せるので、y0.981xy \approx 0.981xです。
xy=800x - y = 800万円とすると、x0.981x=0.019x=800x - 0.981x = 0.019x = 800万円。
x=8000.01942105x = \frac{800}{0.019} \approx 42105万円、つまり4億2105万円となります。
y=x800=42105800=41305y = x - 800 = 42105 - 800 = 41305万円、つまり4億1305万円となります。
2017年の売上高はxx、2018年の売上高はyyなので、xy=800x - y = 800万円という関係があります。
グラフの成長率から、y0.981xy \approx 0.981xなので、x0.981x=800x-0.981x=800万円、0.019x=8000.019x=800万円、x=42105x=42105万円、つまり4億2105万円となります。y=42105800=41305y = 42105-800 = 41305万円、つまり4億1305万円です。
次に、yx=800y - x = 800万円とすると、0.981xx=8000.981x - x = 800万円、0.019x=800-0.019x = 800万円、これはありえないです。
x=42105万円x=4億2105万円y=41305万円y=4億1305万円なので、選択肢の中で最も近いのは4億円です。
より正確に計算します。
yx=(0.040.06)x2016+(0.040.06)(0.06x2016)y - x = (0.04 - 0.06)x_{2016} + (0.04 - 0.06)(0.06x_{2016})
yx=(1.04/1.06)xx=x(1.04/1.061)=x(1.041.06)/1.06=x(0.02)/1.06y - x = (1.04 / 1.06) x - x = x (1.04 / 1.06 - 1) = x (1.04 - 1.06)/ 1.06 = x (-0.02) / 1.06
x(0.02)/1.06=800|x (-0.02) / 1.06 | = 800万円
x(0.02)/1.06=800x(0.02)/1.06=800
x=8001.06/0.02=80053=42400x=800 * 1.06/0.02 = 800 * 53 = 42400万円。つまり4億2400万円。
y=x(1.04/1.06)=42400(1.04/1.06)41607y = x * (1.04/1.06) = 42400 * (1.04/1.06) \approx 41607万円。つまり4億1607万円
したがって、4億円が最も近い。

3. 最終的な答え

4億円

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