0, 1, 2, 3 の数字が書かれたカードがそれぞれ2枚ずつ、合計8枚ある。この8枚のカードから3枚を選んで3桁の整数を作る。ただし、同じ数字のカードは区別できないものとする。以下の問いに答えよ。 (1) 0を使わないものはいくつあるか。 (2) 0を使うものはいくつあるか。 (3) 3桁の整数はいくつあるか。
2025/7/23
1. 問題の内容
0, 1, 2, 3 の数字が書かれたカードがそれぞれ2枚ずつ、合計8枚ある。この8枚のカードから3枚を選んで3桁の整数を作る。ただし、同じ数字のカードは区別できないものとする。以下の問いに答えよ。
(1) 0を使わないものはいくつあるか。
(2) 0を使うものはいくつあるか。
(3) 3桁の整数はいくつあるか。
2. 解き方の手順
(1) 0を使わない3桁の整数
使用できる数字は1, 2, 3 のみ。
3枚とも異なる数字の場合: 通り
2枚が同じ数字の場合: 2枚同じ数字を選ぶ方法は3通り。残りの1枚は2通り。よって通り
よって、合計 通り
(2) 0を使う3桁の整数
百の位は0以外の3通り。
十の位と一の位が両方とも0以外の場合:十の位と一の位は、
- 異なる数字の場合:百の位で使った数字以外の2つの数字を選ぶ。並べ方は2通り。通り
- 同じ数字の場合: 百の位の数以外で同じ数字を使う。2通りの選び方しかないので、通り
十の位と一の位のどちらか片方のみが0の場合: 百の位で選んだ数以外の2つの数字について考える。0を十の位に選ぶ場合と、一の位に選ぶ場合の2通りがある。よって通り
よって合計通り
(3) 3桁の整数
(1) より0を使わないものは12通り。
(2) より0を使うものは24通り。
よって、合計 通り
別の解き方:
3桁の整数をつくる総数を求める。
全ての数字が異なる場合: 百の位の選び方は3通り、十の位の選び方は3通り、一の位の選び方は2通り。よって通り
2つの数字が同じ場合: 百の位の選び方は3通り、同じ数字をどこに置くか2通り、残りの数字の選び方は2通り。よって 通り
3つの数字が同じ場合:1,2,3のどれかの数字が3つとも同じ。しかし、同じ数字のカードは2枚ずつしかないので、これは起こりえない。0が含まれていない場合に3つの数字が同じになるのはありえない。
よって、合計 通りではない。
全場合の数を考える。
百の位は0以外の3通り。十の位は4通り、一の位は残りの3通り。。
しかし、同じ数字の区別がつかないため、これでは正しい答えが出ない。
百の位に0以外の数字を選ぶ方法は3通り。
十の位に選べるのは4通り。一の位に選べるのは3通り。
しかし、同じ数字は区別できないため、重複を考える必要がある。
全ての数字が異なる場合。百の位の選び方は3通り。十の位の選び方は3通り。一の位の選び方は2通り。通り
2つの数字が同じ場合。どの数字を2つ使うか3通り。残りの1桁をどの数字にするか2通り。同じ数字の配置2通り。通り。
3つの数字が同じ場合。これはありえない。
通り
3. 最終的な答え
(1) 12通り
(2) 24通り
(3) 36通り
(3) 30通り
最終的な答え
(1) 12
(2) 18
(3) 30