60mの直線上に、2mごとに白旗、3mごとに赤旗、4mごとに青旗を立てます。 (1) 3種類の旗が立つ場所は何ヶ所か。 (2) 2種類の旗が立つ場所は何ヶ所か。
2025/7/27
1. 問題の内容
60mの直線上に、2mごとに白旗、3mごとに赤旗、4mごとに青旗を立てます。
(1) 3種類の旗が立つ場所は何ヶ所か。
(2) 2種類の旗が立つ場所は何ヶ所か。
2. 解き方の手順
(1) 3種類の旗が立つ場所は、2, 3, 4の公倍数ごとに存在します。2, 3, 4の最小公倍数は12なので、12mごとに3種類の旗が立ちます。
60mの中に12mは、回含まれるので、3種類の旗が立つ場所は5ヶ所です。
(2) 2種類の旗が立つ場所を考えます。
まず、2mと3mの公倍数、つまり6mごとに白旗と赤旗が立ちます。しかし、12mごとには3種類の旗が立つので、6mごとに白旗と赤旗が立つ場所から、12mごとに3種類の旗が立つ場所を引く必要があります。
60mの中に6mは、回含まれます。したがって、6mごとに白旗と赤旗が立つ場所は10ヶ所です。
そのうち、12mごとに3種類の旗が立つ場所は5ヶ所なので、白旗と赤旗だけが立つ場所は、ヶ所です。
次に、2mと4mの公倍数、つまり4mごとに白旗と青旗が立ちます。しかし、4mの倍数は全て2mの倍数でもあるので、常に白旗が立ちます。4mごとに青旗が立つので、これはすでに白旗が立つ場所に含まれています。したがって、4mごとに白旗と青旗が立つ場所から、12mごとに3種類の旗が立つ場所を引く必要があります。
60mの中に4mは、回含まれます。したがって、4mごとに白旗と青旗が立つ場所は15ヶ所です。
12mごとに3種類の旗が立つ場所は5ヶ所です。
白旗と青旗だけが立つ場所は、 ヶ所のように考えがちですが、これは正しくありません。
2mと4mの最小公倍数は4です。4mごとに白旗と青旗が立ちます。
3種類の旗が立つ場所(12m)は、4mごとの場所にも含まれています。12mは4mの3倍なので、12mごとに3種類の旗が立つ場所は、4mごとの場所に数えられています。白旗と青旗が立つ場所は、ヶ所です。3種類の旗が立つ場所は、ヶ所です。白旗と青旗のみが立つ場所は、ヶ所です。
最後に、3mと4mの公倍数、つまり12mごとに赤旗と青旗が立ちます。これは既に3種類の旗が立つ場所なので、赤旗と青旗だけが立つ場所はありません。したがって、0ヶ所です。
2種類の旗が立つ場所の合計は、ヶ所です。
3. 最終的な答え
(1) 5ヶ所
(2) 15ヶ所