財布の中に100円玉が3枚、50円玉が5枚、10円玉が8枚、5円玉が5枚入っている。345円の商品を買うとき、おつりが出ないようなお金の支払い方は何通りあるかを考える。ただし、使わない硬貨があってもよいとする。 (1) 5円玉を1枚使って支払うときの場合の数 (2) 5円玉を3枚使って支払うときの場合の数 (3) 5円玉を5枚使って支払うときの場合の数 (4) お金の支払い方全体の数
2025/4/4
はい、承知いたしました。問題40を解きます。
1. 問題の内容
財布の中に100円玉が3枚、50円玉が5枚、10円玉が8枚、5円玉が5枚入っている。345円の商品を買うとき、おつりが出ないようなお金の支払い方は何通りあるかを考える。ただし、使わない硬貨があってもよいとする。
(1) 5円玉を1枚使って支払うときの場合の数
(2) 5円玉を3枚使って支払うときの場合の数
(3) 5円玉を5枚使って支払うときの場合の数
(4) お金の支払い方全体の数
2. 解き方の手順
まず、345円を支払うために必要な100円玉、50円玉、10円玉の枚数の組み合わせを考える。
(1) 5円玉を1枚使う場合
まず5円玉1枚(5円)を使うことが確定しているので、残り340円を100円玉、50円玉、10円玉で支払う方法を考えます。
100円玉の枚数を 、50円玉の枚数を 、10円玉の枚数を とすると、
ただし、, ,
で場合分けします。
のとき、を満たすのは、となり、なので不適。
のとき、を満たすのは、または。なので
のとき、を満たすのは、、、。なので
のとき、を満たすのは、。
よって、(1,4,4), (2,2,4), (3,0,4)の3通り。
(2) 5円玉を3枚使う場合
まず5円玉3枚(15円)を使うことが確定しているので、残り330円を100円玉、50円玉、10円玉で支払う方法を考えます。
ただし、, ,
で場合分けします。
のとき、を満たすのは、。
のとき、を満たすのは、または。
のとき、を満たすのは、または。
のとき、を満たすのは、。
よって、(0,5,8), (1,3,8), (1,4,3), (2,1,8), (2,2,3), (3,0,3)の6通り。
(3) 5円玉を5枚使う場合
まず5円玉5枚(25円)を使うことが確定しているので、残り320円を100円玉、50円玉、10円玉で支払う方法を考えます。
ただし、, ,
で場合分けします。
のとき、を満たすのは、、。なので
のとき、を満たすのは、、、。なので、。
のとき、を満たすのは、、、。なので、。
のとき、を満たすのは、。
よって、(0,5,7), (1,3,7), (1,4,2), (2,1,7), (2,2,2), (3,0,2)の6通り。
(4) お金の支払い方全体の数
5円玉を0枚, 1枚, 2枚, 3枚, 4枚, 5枚使う場合の数をそれぞれ求め、合計すれば良い。
5円玉を0枚使う場合:となる場合を考える。
。これは整数でないので、不可能。
5円玉を2枚使う場合:となる場合を考える。
。これも整数でないので、不可能。
5円玉を4枚使う場合:となる場合を考える。
。これも整数でないので、不可能。
したがって、5円玉は1, 3, 5枚のいずれかを使用する場合のみを考えればよい。
(1) + (2) + (3) = 3 + 6 + 6 = 15通り。
3. 最終的な答え
(1) 3通り
(2) 6通り
(3) 6通り
(4) 15通り