4枚のカード(2, 4, 5, 9)から2枚引いて2桁の整数を作る。引いたカードは元に戻すとき、できた整数が偶数になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率場合の数偶数カード
2025/7/29

1. 問題の内容

4枚のカード(2, 4, 5, 9)から2枚引いて2桁の整数を作る。引いたカードは元に戻すとき、できた整数が偶数になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、起こりうるすべての2桁の整数の組み合わせの数を求めます。次に、2桁の整数が偶数になるのは、一の位が偶数の場合なので、一の位が偶数になる組み合わせの数を求めます。最後に、偶数になる組み合わせの数を、すべての組み合わせの数で割ることで、求める確率を計算します。
カードを引く操作は元に戻すため、1枚目のカードの選び方は4通り、2枚目のカードの選び方も4通りあります。したがって、可能な2桁の整数の総数は 4×4=164 \times 4 = 16 通りです。
2桁の整数が偶数となるのは、一の位(2枚目に引いたカード)が偶数であるときです。4枚のカードのうち偶数は2と4なので、一の位が偶数になる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} です。
したがって、偶数になる2桁の整数の数は、1枚目のカードの選び方が4通り、2枚目のカードが偶数である選び方が2通りなので、4×2=84 \times 2 = 8 通りです。
求める確率は、偶数になる組み合わせの数をすべての組み合わせの数で割ったものなので、 816=12\frac{8}{16} = \frac{1}{2} となります。

3. 最終的な答え

12\frac{1}{2}

「確率論・統計学」の関連問題

1枚の硬貨を7回投げるとき、以下の事象が起こる場合は何通りあるかを求める問題です。 (1) 表が1回、裏が6回出る場合 (2) 表が2回、裏が5回出る場合 (3) 表が5回、裏が2回出る場合

確率組み合わせ反復試行二項係数
2025/7/29

与えられたデータの第1四分位数 $Q_1$、第2四分位数 $Q_2$、第3四分位数 $Q_3$ を求める問題です。データは4セットあり、それぞれ昇順に並んでいます。

四分位数データ分析統計
2025/7/29

1枚の硬貨を7回投げるとき、以下のそれぞれの場合について、表と裏が出る場合の数を求めます。 (1) 表が1回、裏が6回出る場合 (2) 表が2回、裏が5回出る場合 (3) 表が5回、裏が2回出る場合

組み合わせ確率二項係数場合の数硬貨
2025/7/29

男子10人、女子6人の中から、 (1) 男子から議長と書記、女子から副議長を選ぶ方法の数を求める。 (2) 男女を問わず議長、副議長、書記を選ぶ方法の数を求める。 (3) 男子から2人、女子から1人の...

組み合わせ順列場合の数
2025/7/29

男子6人と女子3人が円形に並ぶとき、以下の問いに答える。 (1) すべての並び方は何通りあるか。 (2) 女子3人が隣り合う並び方は何通りあるか。 (3) どの女子も隣り合わない並び方は何通りあるか。

順列円順列組み合わせ
2025/7/29

男子4人、女子2人が1列に並ぶときの並び方について、以下の3つの場合について場合の数を求めます。 (1) 並び方の総数 (2) 女子2人が両端にくる並び方 (3) 女子2人が隣り合う並び方

順列場合の数組み合わせ
2025/7/29

母平均 $m$, 母標準偏差 $30$ の母集団から大きさ $100$ の標本を無作為抽出し、標本平均 $\bar{X} = 80$ が得られた。$m$ に対する信頼度 $95\%$ の信頼区間を求め...

信頼区間標本平均母標準偏差標本サイズ
2025/7/29

問題39は、母音a, i, u, e, oと子音k, s, tの8個の文字を1列に並べる場合の数を求める問題です。 (1)は両端が母音である場合の数、(2)は母音5個が続いて並ぶ場合の数を求めます。

順列組み合わせ場合の数母音子音
2025/7/29

(1) 1個のサイコロを1回投げるとき、出る目の数を$X$とする。$X$の期待値$E(X)$と分散$V(X)$、および$E(2X+3)$と$V(2X+3)$を求める。 (2) 1個のサイコロを6回投げ...

期待値分散確率変数サイコロ
2025/7/29

問題5と6を解きます。 問題5は、10本のくじの中に3本の当たりくじがあるとき、A, B, Cの3人が順に1本ずつ引く(引いたくじは戻さない)場合の確率を求める問題です。具体的には、AとBがともに当た...

確率期待値組み合わせ
2025/7/29