100以下の自然数の中で、2で割っても3で割っても1余る数を小さい順に並べた数列は等差数列となる。この数列の初項、公差、項数を求める。

算数等差数列剰余最小公倍数数列
2025/7/30

1. 問題の内容

100以下の自然数の中で、2で割っても3で割っても1余る数を小さい順に並べた数列は等差数列となる。この数列の初項、公差、項数を求める。

2. 解き方の手順

2で割っても3で割っても1余る数は、2と3の最小公倍数である6で割ると1余る数である。したがって、求める数列の一般項は 6n+16n + 1 と表せる。ただし、nn は0以上の整数である。
初項を求める:n=0n=0 のとき、6(0)+1=16(0) + 1 = 1 となる。よって初項は1である。
公差を求める:n=1n=1 のとき、6(1)+1=76(1) + 1 = 7 である。よって、公差は 71=67-1 = 6 である。
項数を求める:数列の項が100以下であることから、6n+11006n + 1 \le 100 という不等式が成り立つ。
この不等式を解く。
6n+11006n + 1 \le 100
6n996n \le 99
n996=16.5n \le \frac{99}{6} = 16.5
nn は整数であるから、n16n \le 16 となる。
nn は 0 から 16 までの整数なので、項数は 160+1=1716 - 0 + 1 = 17 である。

3. 最終的な答え

初項: 1
公差: 6
項数: 17

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