一辺が $0.1 \ m$ の立方体を水中に沈めた時に働く浮力の大きさを求める問題です。水の密度は $1.0 \times 10^3 \ kg/m^3$、重力加速度の大きさは $g = 9.8 \ m/s^2$ とします。答えは有効数字2桁で求めます。

応用数学浮力物理体積密度重力
2025/3/11

1. 問題の内容

一辺が 0.1 m0.1 \ m の立方体を水中に沈めた時に働く浮力の大きさを求める問題です。水の密度は 1.0×103 kg/m31.0 \times 10^3 \ kg/m^3、重力加速度の大きさは g=9.8 m/s2g = 9.8 \ m/s^2 とします。答えは有効数字2桁で求めます。

2. 解き方の手順

浮力は、アルキメデスの原理によって、排除した液体の重さに等しくなります。
排除した液体の体積は、立方体の体積そのものです。
立方体の体積 VV は、一辺の長さ aa を用いて V=a3V = a^3 で計算できます。
a=0.1 ma = 0.1 \ m なので、V=(0.1 m)3=0.001 m3=1.0×103 m3V = (0.1 \ m)^3 = 0.001 \ m^3 = 1.0 \times 10^{-3} \ m^3 となります。
水の密度を ρ\rho とすると、排除した水の質量 mmm=ρVm = \rho V で計算できます。
ρ=1.0×103 kg/m3\rho = 1.0 \times 10^3 \ kg/m^3 なので、m=(1.0×103 kg/m3)×(1.0×103 m3)=1.0 kgm = (1.0 \times 10^3 \ kg/m^3) \times (1.0 \times 10^{-3} \ m^3) = 1.0 \ kg となります。
浮力 FF は、排除した水の重さなので、F=mgF = mg で計算できます。
F=(1.0 kg)×(9.8 m/s2)=9.8 NF = (1.0 \ kg) \times (9.8 \ m/s^2) = 9.8 \ N となります。

3. 最終的な答え

浮力 F=9.8 NF = 9.8 \ N

「応用数学」の関連問題

ベクトル $A = 2i + j + 2k$, $B = 2i + 2j + 2k$, $C = i + j + 3k$ が与えられたとき、以下の値を求めます。 a) $A \cdot (B - C)...

ベクトルベクトルの内積ベクトルの外積スカラー三重積偏微分勾配平行六面体
2025/6/5

与えられた微分方程式とその一般解が正しいかどうかを判断する問題がいくつかあります。また、初期条件が与えられた微分方程式の特殊解を求める問題もあります。

微分方程式初期条件一般解特殊解積分電気回路
2025/6/5

列車Aと列車Bが出会ってからすれ違うまでの時間、それぞれの列車の長さ、および列車Aの速度が与えられています。列車Bの速度を求める問題です。

速さ距離時間線形方程式
2025/6/5

与えられた式は $I = \frac{P}{V \cos{\theta}} + I'$ です。

電気回路電流電力電圧力率
2025/6/5

ベクトル $\mathbf{A} = 4\mathbf{i} + \mathbf{j} + 2\mathbf{k}$, $\mathbf{B} = \mathbf{i} - 2\mathbf{j} +...

ベクトルベクトルの演算内積外積単位ベクトル三角形の面積
2025/6/5

ベクトル $\vec{A} = A_x \vec{i} + A_y \vec{j} + A_z \vec{k}$ および $\vec{B} = B_x \vec{i} + B_y \vec{j} + ...

ベクトル内積外積勾配発散回転ナブラ演算子
2025/6/5

$y$-$z$ 平面上のベクトル場 $\vec{v} = v_y \hat{j} + v_z \hat{k}$ の回転 (rot v) が、 $\text{rot } \vec{v} = \left(...

ベクトル解析回転勾配偏微分流体力学
2025/6/5

与えられた式は、電流 $I$ を、電力 $P$、電圧 $V$、力率 $\cos\theta$、および別の電流 $I'$ で表すものです。具体的には、 $I = \frac{P}{V\cos\theta...

電気回路電流電力電圧力率数式
2025/6/5

一様な密度を持つ体積 $1.0 \times 10^3 \text{ cm}^3$ の立方体を、密度 $1.0 \text{ g/cm}^3$ の水に入れたところ、体積の $\frac{2}{5}$ ...

力学浮力密度ニュートンの運動方程式
2025/6/5

$x, y$ が4つの不等式 $x \geq 0, y \geq 0, 2x+3y \leq 10, 2x+y \leq 6$ を同時に満たすとき、$x+y$ の最大値と最小値を求めよ。

線形計画法不等式最大値最小値領域
2025/6/5