鉛筆4本とボールペン3本を定価で買うと1140円になる。セール期間中は、鉛筆もボールペンも2本目以降は25%引きになる。その結果、定価で買うよりも200円安く買うことができた。鉛筆1本の定価を$x$円、ボールペン1本の定価を$y$円として、連立方程式を作り、鉛筆とボールペンのそれぞれの定価を求める問題。

代数学連立方程式文章問題割引
2025/8/14

1. 問題の内容

鉛筆4本とボールペン3本を定価で買うと1140円になる。セール期間中は、鉛筆もボールペンも2本目以降は25%引きになる。その結果、定価で買うよりも200円安く買うことができた。鉛筆1本の定価をxx円、ボールペン1本の定価をyy円として、連立方程式を作り、鉛筆とボールペンのそれぞれの定価を求める問題。

2. 解き方の手順

まず、定価で購入した場合の式を立てる。
鉛筆4本とボールペン3本で1140円なので、
4x+3y=11404x + 3y = 1140
次に、セール期間中の値段を考える。
鉛筆は1本目は定価のxx円、2本目以降は25%引きなので、x0.25x=0.75xx - 0.25x = 0.75xとなる。
したがって、鉛筆4本の値段は、x+3(0.75x)=x+2.25x=3.25xx + 3(0.75x) = x + 2.25x = 3.25xとなる。
同様に、ボールペンは1本目は定価のyy円、2本目以降は25%引きなので、y0.25y=0.75yy - 0.25y = 0.75yとなる。
したがって、ボールペン3本の値段は、y+2(0.75y)=y+1.5y=2.5yy + 2(0.75y) = y + 1.5y = 2.5yとなる。
セール期間中に購入した金額は、定価で購入するよりも200円安いので、
3.25x+2.5y=1140200=9403.25x + 2.5y = 1140 - 200 = 940
これで、以下の連立方程式が得られる。
4x+3y=11404x + 3y = 1140
3.25x+2.5y=9403.25x + 2.5y = 940
2番目の式を4倍すると、13x+10y=376013x + 10y = 3760 となる。
1番目の式を10倍すると、40x+30y=1140040x + 30y = 11400となる。
2番目の式を3倍すると、39x+30y=1128039x + 30y = 11280となる。
したがって、
40x+30y(39x+30y)=114001128040x + 30y - (39x + 30y) = 11400 - 11280
x=120x = 120
4(120)+3y=11404(120) + 3y = 1140
480+3y=1140480 + 3y = 1140
3y=6603y = 660
y=220y = 220

3. 最終的な答え

鉛筆1本の定価は120円、ボールペン1本の定価は220円。

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