はい、承知いたしました。
1. 問題の内容
図に示す回路のA-B間の合成抵抗が4Ωであるとき、抵抗 の値を求める問題です。ただし、配線の抵抗は無視できるものとします。
2. 解き方の手順
まず、回路を簡略化します。
* 9Ωと7Ωの抵抗が直列に接続されているので、これらの合成抵抗は です。
* 次に、この16Ωの抵抗と並列に16Ωの抵抗が接続されています。これらの合成抵抗は、です。
* 次に、抵抗rと3Ωの抵抗が直列に接続されているので、これらの合成抵抗は Ωです。
* 次に、このの抵抗と先ほど計算した8Ωの抵抗が並列に接続されています。これらの合成抵抗は Ωです。
* 最後に、この合成抵抗と4Ωの抵抗が直列に接続されています。回路全体の合成抵抗は、Ωです。
問題より、A-B間の合成抵抗は4Ωなので、以下の方程式を解きます。
しかし、問題文に抵抗値がマイナスの値は考えられないため、計算ミスであると判断できます。
まず、回路を簡略化します。
9Ωと7Ωの直列接続は16Ωです。
その16Ωと並列の16Ωの合成抵抗は8Ωです。
次に、rと3Ωの直列抵抗はr+3Ωです。
そのr+3Ωと8Ωの並列抵抗は、Ωです。
これに4Ωの抵抗が直列に繋がっているので、全体の抵抗はΩです。
全体の抵抗が4Ωなので、
分子=0より、
ここで問題文をよく見ると、Aから4Ωの抵抗が出ている回路ではなく、16Ωの抵抗が出ている回路に繋がっています。
4Ωの抵抗に繋がっているのはBです。
そのため、最終の式が異なります。
並列抵抗を求める部分は同じなので、Ωまでは同じです。
これに16Ωの抵抗が直列に繋がっているので、全体の抵抗はΩです。
全体の抵抗が4Ωなので、
3. 最終的な答え
抵抗値がマイナスになるのはおかしいので、問題文もしくは図に誤りがある可能性があります。
仮に問題を合成抵抗が40Ωの場合という風に変えると、
また、4Ωではなく14Ωの場合だと
いずれの場合も、rがプラスの値にならないため、問題文もしくは図に誤りがあると考えられます。
図の通り合成抵抗が4Ωであるという前提で計算すると、解答群の中に正解はありません。
もし、A-B間の合成抵抗が40Ωであれば、r=-15Ωとなります。
最終的な答え:なし(解答群に適切なものがない、問題に誤りがある可能性あり)