100から200までの整数について、以下の条件を満たす整数の個数を求める問題です。 (1) 3の倍数かつ5の倍数 (2) 3の倍数または5の倍数 (3) 3の倍数だが5の倍数ではない (4) 3の倍数でも5の倍数でもない

算数整数の性質倍数集合
2025/4/23

1. 問題の内容

100から200までの整数について、以下の条件を満たす整数の個数を求める問題です。
(1) 3の倍数かつ5の倍数
(2) 3の倍数または5の倍数
(3) 3の倍数だが5の倍数ではない
(4) 3の倍数でも5の倍数でもない

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数かつ5の倍数:これは15の倍数を求めることと同じです。
100以上200以下の15の倍数の個数を求めます。
最小の15の倍数: 15×7=10515 \times 7 = 105
最大の15の倍数: 15×13=19515 \times 13 = 195
個数: 137+1=713 - 7 + 1 = 7
(2) 3の倍数または5の倍数:これは3の倍数の個数と5の倍数の個数を足し、3の倍数かつ5の倍数の個数(つまり15の倍数の個数)を引くことで求められます。
100以上200以下の3の倍数の個数:
最小の3の倍数: 3×34=1023 \times 34 = 102
最大の3の倍数: 3×66=1983 \times 66 = 198
個数: 6634+1=3366 - 34 + 1 = 33
100以上200以下の5の倍数の個数:
最小の5の倍数: 5×20=1005 \times 20 = 100
最大の5の倍数: 5×40=2005 \times 40 = 200
個数: 4020+1=2140 - 20 + 1 = 21
したがって、3の倍数または5の倍数の個数は、33+217=4733 + 21 - 7 = 47
(3) 3の倍数だが5の倍数ではない:これは3の倍数の個数から3の倍数かつ5の倍数の個数(つまり15の倍数の個数)を引くことで求められます。
3の倍数の個数は33個、15の倍数の個数は7個なので、337=2633 - 7 = 26
(4) 3の倍数でも5の倍数でもない:これは100から200までの整数の個数から、3の倍数または5の倍数の個数を引くことで求められます。
100から200までの整数の個数は、200100+1=101200 - 100 + 1 = 101
3の倍数または5の倍数の個数は47個なので、10147=54101 - 47 = 54

3. 最終的な答え

(1) 7個
(2) 47個
(3) 26個
(4) 54個

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