筆算 $1.5 \div 2.4$ の計算結果が $1.6$ となっているが、「なぜ$1$余り$9$ではないのか」という疑問に対する説明を求める問題です。画像の筆算では、除算を小数で行っています。

算数割り算小数筆算除算
2025/4/28

1. 問題の内容

筆算 1.5÷2.41.5 \div 2.4 の計算結果が 1.61.6 となっているが、「なぜ11余り99ではないのか」という疑問に対する説明を求める問題です。画像の筆算では、除算を小数で行っています。

2. 解き方の手順

画像にある筆算は、2.42.41.51.5で割った結果が1.61.6になることを示しています。
この問題は、なぜ「1余り9」にならないのかを理解する必要があります。
まず、通常の割り算(整数での割り算)で1.51.52.42.4で割る場合を考えます。
1.51.52.42.4より小さいので、商は00となり、余りは2.42.4になります。
次に、筆算で行われている小数での割り算について考えます。
筆算では、1.51.51010倍して1515とし、2.42.41010倍して2424として計算を進めています。
24÷15=124 \div 15 = 1 余り 99です。ここまでは、「1余り9」という考え方ができます。
しかし、2.4÷1.52.4 \div 1.5 の筆算では、1.51.52.42.4をそれぞれ1010倍して15152424にして計算を行いますが、そのまま余りを計算するのではなく、さらに計算を続けています。
つまり、余りの 9900 を補い、90÷15=690 \div 15 = 6を計算しています。
この66は小数点以下の桁に対応します。
そのため、小数での割り算では、「余り」という概念で計算を進めるのではなく、商を小数点以下まで求めることで、割り切れるまで計算するか、ある程度の桁数で計算を打ち切るのが一般的です。

3. 最終的な答え

2.42.41.51.5で割る計算は、1.51.5を整数にするために1010倍し、2.42.41010倍して2424で計算しています。
24÷15=124 \div 15 = 1 余り 99 となりますが、筆算では余りの9900を補って計算を続けています。
これは、小数での割り算では、商を小数点以下まで求めて、余りを00に近づける(またはある桁数で打ち切る)という考え方をするためです。したがって、「1余り9」という考え方は、小数での割り算の文脈では一般的ではありません。

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