1. 問題の内容
画像に示されている割り算 の計算結果が となっています。質問は「なぜ商が1余り9ではないのか?」ということです。
2. 解き方の手順
割り算 を考えます。
まず、割る数と割られる数の両方を10倍して、小数点をなくします。これにより、 を計算することと同じになります。
15は24に1回入ります。
ここで、もし整数で割り算を終えるなら、商は1、余りは9となります。しかし、問題の割り算は小数を含む数の割り算なので、余りを出すのではなく、さらに割り算を続けます。
を計算するために、 の計算を続けます。
9は15より小さいので、9の隣に0を付けます。これは、24を24.0と考えることと同じです。
すると、 を計算します。
15は90に6回入ります。
したがって、 となります。
よって、 です。
小数を含む割り算の場合、余りを出すことは一般的ではありません。割り切れるまで、または指定された桁数まで割り算を続けます。
3. 最終的な答え
の計算において、商を1余り9とせずに1.6とするのは、小数を含む数の割り算では、余りを出すのではなく、割り切れるまで、または指定された桁数まで割り算を続けることが一般的だからです。