与えられた式 $\frac{4+\sqrt{6}}{\sqrt{3}+\sqrt{2}}$ を計算し、分母を有理化して簡単にします。

算数分数有理化平方根の計算式の計算
2025/4/28

1. 問題の内容

与えられた式 4+63+2\frac{4+\sqrt{6}}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} を計算し、分母を有理化して簡単にします。

2. 解き方の手順

まず、分母を有理化するために、分母の共役な複素数 32\sqrt{3} - \sqrt{2} を分子と分母に掛けます。
4+63+2=(4+6)(32)(3+2)(32)\frac{4+\sqrt{6}}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} = \frac{(4+\sqrt{6})(\sqrt{3}-\sqrt{2})}{(\sqrt{3}+\sqrt{2})(\sqrt{3}-\sqrt{2})}
次に、分子と分母をそれぞれ展開します。
分母は (3+2)(32)=(3)2(2)2=32=1(\sqrt{3}+\sqrt{2})(\sqrt{3}-\sqrt{2}) = (\sqrt{3})^2 - (\sqrt{2})^2 = 3 - 2 = 1 となります。
分子は (4+6)(32)=4342+6362=4342+1812=4342+3223=232(4+\sqrt{6})(\sqrt{3}-\sqrt{2}) = 4\sqrt{3} - 4\sqrt{2} + \sqrt{6}\sqrt{3} - \sqrt{6}\sqrt{2} = 4\sqrt{3} - 4\sqrt{2} + \sqrt{18} - \sqrt{12} = 4\sqrt{3} - 4\sqrt{2} + 3\sqrt{2} - 2\sqrt{3} = 2\sqrt{3} - \sqrt{2} となります。
したがって、
(4+6)(32)(3+2)(32)=2321=232\frac{(4+\sqrt{6})(\sqrt{3}-\sqrt{2})}{(\sqrt{3}+\sqrt{2})(\sqrt{3}-\sqrt{2})} = \frac{2\sqrt{3} - \sqrt{2}}{1} = 2\sqrt{3} - \sqrt{2}

3. 最終的な答え

2322\sqrt{3} - \sqrt{2}

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