(1) 最大公約数が6、最小公倍数が270の場合:
2つの自然数 a,b の最大公約数を g, 最小公倍数を l とすると、a=gx, b=gy(x,y は互いに素な自然数)と表せます。また、ab=gl が成り立ちます。 この問題では、g=6, l=270 です。 したがって、a=6x, b=6y と表せます。 ab=gl より、(6x)(6y)=6⋅270 なので、36xy=1620 となり、xy=45 が得られます。 x,y は互いに素な自然数で、x<y なので、(x,y) の組み合わせは (1,45), (5,9) です。 (x,y)=(1,45) のとき、(a,b)=(6⋅1,6⋅45)=(6,270) (x,y)=(5,9) のとき、(a,b)=(6⋅5,6⋅9)=(30,54) (2) 最大公約数が25、最小公倍数が900の場合:
この問題では、g=25, l=900 です。 したがって、a=25x, b=25y と表せます。 ab=gl より、(25x)(25y)=25⋅900 なので、625xy=22500 となり、xy=36 が得られます。 x,y は互いに素な自然数で、x<y なので、(x,y) の組み合わせは (1,36), (4,9) です。 (x,y)=(1,36) のとき、(a,b)=(25⋅1,25⋅36)=(25,900) (x,y)=(4,9) のとき、(a,b)=(25⋅4,25⋅9)=(100,225)