民間消費 $C$ が国民所得 $Y$ の関数として、$C = C_0 + cY$ で表されるとき、この関係を表すグラフは図中のどの直線かを選ぶ問題です。ただし、$C_0$ は0以上の定数、$c$ は0より大きく1より小さい定数です。
2025/4/28
1. 問題の内容
民間消費 が国民所得 の関数として、 で表されるとき、この関係を表すグラフは図中のどの直線かを選ぶ問題です。ただし、 は0以上の定数、 は0より大きく1より小さい定数です。
2. 解き方の手順
与えられた式 を直線の方程式として考えます。
* は のときの の値、つまり 切片を表します。問題文より、 は0以上の定数なので、 切片は原点以上になります。
* は直線の傾きを表します。問題文より、 なので、傾きは0より大きく1より小さい正の数になります。
* 図を見て、C切片がであり、傾きが0より大きく1より小さい直線を探します。
* 直線①は、傾きが1より大きく、を表します。
* 直線②は、傾きが0より大きく1より小さい正の数なので、を満たします。切片はです。したがって、この直線が に対応する可能性があります。
* 直線③は、傾きが0なので、を表します。
* 直線④は、傾きが負なので、不適切です。
3. 最終的な答え
以上の考察より、民間消費 と国民所得 の関係 を表すグラフは、直線②です。