問題7は、1から100までの自然数について、指定された条件を満たす数の和を求める問題です。 問題●は、等差数列$\{a_n\}$において、第10項が-20、第20項が-50であるとき、指定された項や条件を満たす項を求める問題です。
2025/5/6
1. 問題の内容
問題7は、1から100までの自然数について、指定された条件を満たす数の和を求める問題です。
問題●は、等差数列において、第10項が-20、第20項が-50であるとき、指定された項や条件を満たす項を求める問題です。
2. 解き方の手順
問題7
(1) 5の倍数の和:
1から100までの5の倍数は、5, 10, 15, ..., 100です。これは初項5、末項100、項数20の等差数列です。
等差数列の和の公式: を用いる。
(2) 6の倍数の和:
1から100までの6の倍数は、6, 12, 18, ..., 96です。これは初項6、末項96、項数16の等差数列です。
等差数列の和の公式: を用いる。
(3) 5と6の公倍数の和:
5と6の公倍数は、30の倍数です。1から100までの30の倍数は、30, 60, 90です。
和を計算します。
(4) 5の倍数または6の倍数の和:
5の倍数の和と6の倍数の和を足し合わせ、5と6の公倍数の和を引きます。
(5) 6で割り切れない数の和:
1から100までの自然数の和から、6の倍数の和を引きます。
1から100までの自然数の和は、で求められます。
(6) 5の倍数でも6の倍数でもない数の和:
1から100までの自然数の和から、5の倍数または6の倍数の和を引きます。
問題●
(1) 第16項を求める:
等差数列の一般項は、で表されます。
与えられた条件から、
この連立方程式を解いて、とを求めます。その後、を計算します。
(2) 第何項が初めて負となるか:
一般項を用いて、となる最小のを求めます。
(3) -110は第何項か:
となるを求めます。
(4) 第何項が初めて-500より小さくなるか:
となる最小のを求めます。
3. 最終的な答え
問題7
(1) 5の倍数の和:1050
(2) 6の倍数の和:816
(3) 5と6の公倍数の和:180
(4) 5の倍数または6の倍数の和:1050 + 816 - 180 = 1686
(5) 6で割り切れない数の和:5050 - 816 = 4234
(6) 5の倍数でも6の倍数でもない数の和:5050 - 1686 = 3364
問題●
まず、とを求める。
上の式から下の式を引くと、より、
より、
よって、
(1) 第16項:
(2) 第何項が初めて負となるか:より、、 よって、第4項
(3) -110は第何項か:より、、 よって、第40項
(4) 第何項が初めて-500より小さくなるか:より、、 よって、第171項
問題●の答え
(1) 第16項:-38
(2) 第4項
(3) 第40項
(4) 第171項