集合Aを「20以下の素数全体の集合」、集合Bを「20以下の偶数全体の集合」とするとき、$n(A)$、$n(B)$、$n(A \cap B)$を求める問題です。ここで、$n(X)$ は集合 X の要素の個数を表します。
2025/5/11
1. 問題の内容
集合Aを「20以下の素数全体の集合」、集合Bを「20以下の偶数全体の集合」とするとき、、、を求める問題です。ここで、 は集合 X の要素の個数を表します。
2. 解き方の手順
* 集合A(20以下の素数)の要素を列挙します。
素数とは、1とその数自身以外に正の約数を持たない2以上の自然数です。20以下の素数は、2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19 です。したがって、 です。
* 集合B(20以下の偶数)の要素を列挙します。
偶数とは、2で割り切れる整数です。20以下の偶数は、2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20 です。したがって、 です。
* 集合(AとBの共通部分)の要素を列挙します。
は、集合Aと集合Bの両方に含まれる要素の集合です。20以下の素数かつ偶数である数は2だけです。したがって、 であり、 です。