ある整数(自然数)の平方にするためには、素因数分解したときに、すべての素因数の指数が偶数になる必要があります。
まず420を素因数分解します。
420=2×210=2×2×105=2×2×3×35=2×2×3×5×7 よって、
420=22×3×5×7 22 は指数が偶数なので、平方数です。しかし、3, 5, 7 は指数が1なので、平方数ではありません。したがって、3, 5, 7 にそれぞれ 3, 5, 7 をかけることで、指数を偶数にすることができます。 3×3=32 5×5=52 7×7=72 したがって、420にかけるべき数は 3×5×7 です。 3×5×7=15×7=105