1. 問題の内容
表はパソコンの総出荷金額の推移(周辺機器含む)を示している。選択肢の中から、表から明らかに正しいと言えるものを選ぶ。
2. 解き方の手順
* 選択肢1: 数年後には、輸出金額が国内出荷金額を越すことになるだろう。表のデータからは、そのような傾向があるとは断言できない。
* 選択肢2: 1996年度の輸出金額は、前年度と比較しておよそ52.8%増加した。
1995年度の輸出金額は4,122億円、1996年度の輸出金額は6,533億円である。増加率は
増加率はおよそ58.5%なので、52.8%ではない。
* 選択肢3: 総出荷金額のピークは、1990年度である。表を見ると、総出荷金額が最大なのは1996年度なので、これは誤りである。
* 選択肢4: 1990年度の国内出荷金額は、1987年度の国内出荷金額のおよそ1.8倍である。
1987年度の国内出荷金額は5,263億円、1990年度の国内出荷金額は9,248億円である。
したがって、1990年度の国内出荷金額は、1987年度の国内出荷金額のおよそ1.76倍であり、約1.8倍である。
* 選択肢5: 1989年度において、総出荷金額を1とすると、国内出荷金額は0.6で表せる。
1989年度の総出荷金額は10,771億円、国内出荷金額は7,881億円である。
したがって、国内出荷金額は0.73で表せるので、0.6ではない。
選択肢4が正しい。
3. 最終的な答え
1990年度の国内出荷金額は、1987年度の国内出荷金額のおよそ1.8倍である。