与えられた図のベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$, $\vec{d}$ を成分表示し、それぞれのベクトルの大きさを求める問題です。

幾何学ベクトル成分表示ベクトルの大きさ座標
2025/5/16

1. 問題の内容

与えられた図のベクトル a\vec{a}, b\vec{b}, c\vec{c}, d\vec{d} を成分表示し、それぞれのベクトルの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、各ベクトルの始点と終点の座標を読み取ります。そして、終点の座標から始点の座標を引くことで、ベクトルの成分表示を求めます。最後に、各ベクトルの大きさは、成分の二乗和の平方根で計算します。
ベクトル a\vec{a}:
始点: (2,1)(-2,1), 終点: (2,5)(-2,5)
成分表示: a=(2(2)51)=(04)\vec{a} = \begin{pmatrix} -2 - (-2) \\ 5 - 1 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 0 \\ 4 \end{pmatrix}
大きさ: a=02+42=16=4|\vec{a}| = \sqrt{0^2 + 4^2} = \sqrt{16} = 4
ベクトル b\vec{b}:
始点: (2,4)(-2, 4), 終点: (1,3)(-1, 3)
成分表示: b=(1(2)34)=(11)\vec{b} = \begin{pmatrix} -1 - (-2) \\ 3 - 4 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 \\ -1 \end{pmatrix}
大きさ: b=12+(1)2=1+1=2|\vec{b}| = \sqrt{1^2 + (-1)^2} = \sqrt{1 + 1} = \sqrt{2}
ベクトル c\vec{c}:
始点: (1,1)(1, 1), 終点: (5,3)(5, 3)
成分表示: c=(5131)=(42)\vec{c} = \begin{pmatrix} 5 - 1 \\ 3 - 1 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 4 \\ 2 \end{pmatrix}
大きさ: c=42+22=16+4=20=25|\vec{c}| = \sqrt{4^2 + 2^2} = \sqrt{16 + 4} = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
ベクトル d\vec{d}:
始点: (5,3)(5, 3), 終点: (5,1)(5, 1)
成分表示: d=(5513)=(02)\vec{d} = \begin{pmatrix} 5 - 5 \\ 1 - 3 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 0 \\ -2 \end{pmatrix}
大きさ: d=02+(2)2=4=2|\vec{d}| = \sqrt{0^2 + (-2)^2} = \sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

a=(04)\vec{a} = \begin{pmatrix} 0 \\ 4 \end{pmatrix}, a=4|\vec{a}| = 4
b=(11)\vec{b} = \begin{pmatrix} 1 \\ -1 \end{pmatrix}, b=2|\vec{b}| = \sqrt{2}
c=(42)\vec{c} = \begin{pmatrix} 4 \\ 2 \end{pmatrix}, c=25|\vec{c}| = 2\sqrt{5}
d=(02)\vec{d} = \begin{pmatrix} 0 \\ -2 \end{pmatrix}, d=2|\vec{d}| = 2

「幾何学」の関連問題

問題は、(1)から(3)までの角度を度数法から弧度法に変換し、(4)と(5)の角度を弧度法から度数法に変換する問題です。

角度弧度法度数法三角比
2025/5/16

与えられた図のベクトル $\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}, \vec{d}$ を成分表示し、それぞれのベクトルの大きさを求める。

ベクトルベクトルの成分ベクトルの大きさ図形
2025/5/16

AB = 2 を直径とする半円周上に点Pがある。角PAB = $\theta$(ただし、$0 < \theta < \frac{\pi}{2}$)とする。点Pから直径ABに下ろした垂線の足をHとする。...

三角比最大値半円角度三角関数
2025/5/16

与えられた角度(300°, 420°, 1040°, -60°, -300°, -780°)の中で、60°の角度と動径が同じ位置にある角度を求める。動径が同じ位置にあるとは、360°の整数倍の差がある...

角度動径三角比周期性
2025/5/16

直角三角形ABCにおいて、角Aは25度、斜辺ABの長さは10です。このとき、底辺ACの長さ(①)と高さBCの長さ(②)を求め、それぞれ小数第1位まで四捨五入しなさい。

三角比直角三角形三角関数辺の長さ角度
2025/5/16

直角三角形ABCにおいて、$∠A = 61°$, $AC = 2$である。辺BCの長さ(①)と辺ABの長さ(②)を、三角比の表を用いて、小数第1位まで求める。

三角比直角三角形三角関数辺の長さ計算
2025/5/16

$\theta$は鋭角であるとき、$\sin{\theta} = \frac{2}{3}$ のとき、$\sin(90^\circ - \theta)$の値を求める問題です。

三角関数三角比相互関係
2025/5/16

$\theta$は鋭角である。$\sin \theta = \frac{2}{3}$ のとき、$\cos \theta$ の値を求め、$\cos \theta = \frac{\sqrt{①}}{②}...

三角比三角関数sincos鋭角
2025/5/16

$\theta$は鋭角とする。$\cos \theta = \frac{2}{3}$のとき、$\sin \theta$と$\tan \theta$の値を求めなさい。

三角比三角関数鋭角sincostan
2025/5/16

$\theta$ は鋭角であるとき、$\cos \theta = \frac{5}{13}$ のとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta$ の値を求めます。

三角比三角関数sincostan鋭角
2025/5/16