問題1は、二項係数の計算と二項定理の展開式を求める問題です。 問題2は、関数に関する用語の定義を記述する問題です。 問題3は、与えられた関数について、指定された $x$ の値に対する $f(x)$ の値を計算し、グラフを描く問題です。
2025/5/18
1. 問題の内容
問題1は、二項係数の計算と二項定理の展開式を求める問題です。
問題2は、関数に関する用語の定義を記述する問題です。
問題3は、与えられた関数について、指定された の値に対する の値を計算し、グラフを描く問題です。
2. 解き方の手順
問題1:
(1) 6個の対象物から2個を取り出す組み合わせの数、すなわち を計算します。
(2) を展開します。二項定理より、
問題2:
(1) の各元に対しての元を唯一つ対応させる規則を、上の関数といい、記号は で表します。また、 に対して、 を対応させることを、記号 で表します。集合 を の定義域といい、の部分集合 を の値域といいます。より一般に、集合 の各元に対して、集合 のある元を唯一つ対応させる規則を、からへの写像と呼びます。
(2) 関数 に対し、 の部分集合 を関数のグラフという。 平面上で、 に属する点を打ち、且つ、属さない点を打たないことにより、関数 のグラフ を図示できる。
問題3:
(1)
のとき,
のとき,
のとき,
のとき,
のとき,
グラフは、これらの点を滑らかにつなぐ放物線になります。
(2)
のとき,
のとき,
のとき, は定義されません (分母が0になるため)。
のとき,
のとき,
グラフは、これらの点を滑らかにつなぐ双曲線になります。 は漸近線になります。
3. 最終的な答え
問題1:
(1) 15
(2)
問題2:
(1) , , 定義域, , 値域, 写像
(2)
問題3:
(1)
x | -2 | -1 | 0 | 1 | 2
---|---|---|---|---|---
f(x) | -0.5 | -1 | -0.5 | 1 | 3.5
(2)
x | -2 | -1 | 0 | 1 | 2
---|---|---|---|---|---
f(x) | 0 | -1 | 定義されない | 3 | 2