ある商店におけるA弁当とB弁当の7日間の販売数データが与えられています。 それぞれのデータについて、四分位範囲を求める問題です。

確率論・統計学四分位範囲データ解析統計
2025/5/19

1. 問題の内容

ある商店におけるA弁当とB弁当の7日間の販売数データが与えられています。
それぞれのデータについて、四分位範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) A弁当の四分位範囲を求める。
A弁当の販売数データ:22, 28, 16, 24, 33, 27, 21
まず、データを小さい順に並べ替えます。
16, 21, 22, 24, 27, 28, 33
データ数は7個なので、中央値(第2四分位数)は4番目の値である24です。
第1四分位数(Q1)は、中央値より小さい値の中央値です。
16, 21, 22 の中央値は21です。
第3四分位数(Q3)は、中央値より大きい値の中央値です。
27, 28, 33 の中央値は28です。
四分位範囲は、Q3 - Q1 で求められます。
四分位範囲=Q3Q1=2821=7四分位範囲 = Q3 - Q1 = 28 - 21 = 7
(2) B弁当の四分位範囲を求める。
B弁当の販売数データ:18, 22, 17, 13, 28, 35, 32
まず、データを小さい順に並べ替えます。
13, 17, 18, 22, 28, 32, 35
データ数は7個なので、中央値(第2四分位数)は4番目の値である22です。
第1四分位数(Q1)は、中央値より小さい値の中央値です。
13, 17, 18 の中央値は17です。
第3四分位数(Q3)は、中央値より大きい値の中央値です。
28, 32, 35 の中央値は32です。
四分位範囲は、Q3 - Q1 で求められます。
四分位範囲=Q3Q1=3217=15四分位範囲 = Q3 - Q1 = 32 - 17 = 15

3. 最終的な答え

A弁当の四分位範囲: 7 (個)
B弁当の四分位範囲: 15 (個)

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