問題は2つあります。 問題5: 1から100までの整数について、以下の数を求めます。 (1) 4の倍数の個数 (3) 4の倍数かつ5の倍数の個数 (2) 5で割り切れない数の個数 (4) 4の倍数でも5の倍数でもない数の個数 問題6: 60人の学生が数学と英語の試験を受けました。数学の合格者は30人、英語の合格者は50人で、両方とも不合格だった学生は8人でした。以下の人数を求めます。 (1) 数学または英語に合格した人の人数 (2) 数学と英語の両方に合格した人の人数 (3) 数学だけ合格した人の人数 (4) 英語だけ合格した人の人数

算数集合倍数場合の数
2025/5/21

1. 問題の内容

問題は2つあります。
問題5: 1から100までの整数について、以下の数を求めます。
(1) 4の倍数の個数
(3) 4の倍数かつ5の倍数の個数
(2) 5で割り切れない数の個数
(4) 4の倍数でも5の倍数でもない数の個数
問題6: 60人の学生が数学と英語の試験を受けました。数学の合格者は30人、英語の合格者は50人で、両方とも不合格だった学生は8人でした。以下の人数を求めます。
(1) 数学または英語に合格した人の人数
(2) 数学と英語の両方に合格した人の人数
(3) 数学だけ合格した人の人数
(4) 英語だけ合格した人の人数

2. 解き方の手順

問題5:
(1) 1から100までの4の倍数の個数は、100÷4=25100 \div 4 = 25で、25個です。
(3) 4の倍数かつ5の倍数は、20の倍数です。1から100までの20の倍数の個数は、100÷20=5100 \div 20 = 5で、5個です。
(2) 1から100までの5の倍数の個数は、100÷5=20100 \div 5 = 20個です。
5で割り切れない数の個数は、10020=80100 - 20 = 80個です。
(4) 4の倍数でも5の倍数でもない数の個数を求めるには、まず4の倍数または5の倍数である数を求めます。
4の倍数または5の倍数である数は、n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)で計算できます。
ここで、n(A)n(A)は4の倍数の個数、n(B)n(B)は5の倍数の個数、n(AB)n(A \cap B)は4の倍数かつ5の倍数の個数です。
よって、n(AB)=25+205=40n(A \cup B) = 25 + 20 - 5 = 40です。
4の倍数でも5の倍数でもない数の個数は、100n(AB)=10040=60100 - n(A \cup B) = 100 - 40 = 60個です。
問題6:
UUを生徒全体の集合、AAを数学に合格した生徒の集合、BBを英語に合格した生徒の集合とします。
n(U)=60n(U) = 60n(A)=30n(A) = 30n(B)=50n(B) = 50n(AB)=8n(\overline{A \cup B}) = 8です。
(1) 数学または英語に合格した人の人数は、n(AB)n(A \cup B)です。
n(AB)=n(U)n(AB)=608=52n(A \cup B) = n(U) - n(\overline{A \cup B}) = 60 - 8 = 52人です。
(2) 数学と英語の両方に合格した人の人数は、n(AB)n(A \cap B)です。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)より、n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cap B) = n(A) + n(B) - n(A \cup B)です。
n(AB)=30+5052=28n(A \cap B) = 30 + 50 - 52 = 28人です。
(3) 数学だけ合格した人の人数は、n(A)n(AB)=3028=2n(A) - n(A \cap B) = 30 - 28 = 2人です。
(4) 英語だけ合格した人の人数は、n(B)n(AB)=5028=22n(B) - n(A \cap B) = 50 - 28 = 22人です。

3. 最終的な答え

問題5:
(1) 25個
(3) 5個
(2) 80個
(4) 60個
問題6:
(1) 52人
(2) 28人
(3) 2人
(4) 22人

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