1. 問題の内容
表から昭和63年から平成4年までの間で、最も円安であった年を選ぶ問題です。
2. 解き方の手順
- 円安とは、外国の通貨に対して円の価値が低い状態です。つまり、同じ金額の円で買えるドルの量が少なくなることを指します。
- 表の中の「ドル建」の「輸出」と「輸入」の金額を比較し、輸入金額が輸出金額より大きいほど、円安であったと考えられます。
- 昭和63年から平成4年までの各年の「ドル建」の「輸出」と「輸入」の差額を計算し、その差額が最も大きい(つまり輸入金額が輸出金額を最も上回る)年が、最も円安であった年となります。
- 表から、各年の輸出入額(ドル建)は以下の通りです。
- 昭和63年: 輸出 、輸入
- 平成元年: 輸出 、輸入
- 平成2年: 輸出 、輸入
- 平成3年: 輸出 、輸入
- 平成4年: 輸出 、輸入
- それぞれの年の差額を計算します(輸出 - 輸入)。
- 昭和63年:
- 平成元年:
- 平成2年:
- 平成3年:
- 平成4年:
- 計算の結果、昭和63年〜平成4年の間で、輸出額から輸入額を引いた値が最も小さいのは平成2年です。しかし、円安を問われているため、輸入額が輸出額を最も上回っている年を考える必要があります。表から読み取れるデータのみでは、輸入額が輸出額を上回る年は存在しません。選択肢から最も適切なものを選ぶとすれば、輸出額と輸入額の差が小さいほど、円安だったといえるため、平成2年が一番円安となります。
3. 最終的な答え
平成2年