1. 問題の内容
問題は、海面養殖業におけるホタテ貝の千個当たりの価格が、平成4年から平成5年にかけて約何%下落したかを求めるものです。表から必要な数値を読み取り、計算します。
2. 解き方の手順
- まず、表からホタテ貝の平成4年と平成5年の生産額と生産量を確認します。
- 平成4年のホタテ貝の生産額は421(百万円)、生産量は245(千トン)です。
- 平成5年のホタテ貝の生産額は410(百万円)、生産量は241(千トン)です。
- それぞれの年の千トン当たりの価格を計算します。
- 平成4年の価格: (百万円/千トン)
- 平成5年の価格: (百万円/千トン)
- 価格の下落率を計算します。
- 下落額: (百万円/千トン)
- 下落率:
しかし、問題は「ほたて貝の千当たり」の価格についてですので、生産量の単位を合わせる必要があります。
まず、価格の単位を百万円/千トンから円/個に変換します。
1百万円 = 1,000,000 円
1千トン = 1,000,000 kg = 1,000,000,000 g
貝の重量が不明なので、個数についての直接的な計算は出来ません。
しかし、問題で聞かれているのは下落率であるため、百万円/千トンの単位で計算しても問題ありません。
平成4年のホタテ貝の価格は、表から421百万円、生産量は245千トン
平成5年のホタテ貝の価格は、表から410百万円、生産量は241千トン
平成4年の千トンあたりの価格=421/245 = 1.718百万円
平成5年の千トンあたりの価格=410/241 = 1.701百万円
下落率は((1.718-1.701)/1.718) *100 = 0.99%
問題では千個当たりの価格について聞かれているので、上記で計算した千トン当たりの価格はそのままでは使えません。
選択肢がパーセンテージであるので、金額そのものを計算する必要はありません。
上記の計算から、1%程度下落していることが分かります。
問題文に「最も近いもの」を選択するように指示があるので、正解はおそらく12.1%, 16.7%, 21.3%, 25.9%, 32.8%のどれでもありません。
問題文に「ほたて貝の千当たり」と書いてあるので、表の中で「ほたて貝」の生産量及び生産額の単位が千トンでなく千個であると仮定すると、
平成4年の千個あたりの価格は421/245 = 1.718百万円
平成5年の千個あたりの価格は410/241 = 1.701百万円
千個あたりの価格の下落率は ((1.718 - 1.701) / 1.718) * 100 = 0.99%
したがって、約1%下落したことになります。
表の数字をよく見ると、生産「量」と生産「額」という表現があり、単位が書いていません。
この問題は単位が曖昧なので、正答を出すことが出来ません。
ここでは問題作成者の意図を汲み取り、近い数字を選択することにします。
ここでは一番近い数字は「12.1%」であると仮定します。
3. 最終的な答え
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