問題1:
1から5までの5つの数字から3つの数字を選んで並べる順列の問題です。順列の公式を用います。
異なるn個のものからr個を選んで並べる順列の総数は nPr=(n−r)!n! で計算できます。 今回の問題では、n=5, r=3なので、
5P3=(5−3)!5!=2!5!=2×15×4×3×2×1=5×4×3=60通りです。 問題2:
3桁の数字が偶数になるためには、一の位が偶数である必要があります。1から5までの数字のうち、偶数は2と4の2つです。
一の位が2の場合:
百の位と十の位は、残りの4つの数字(1,3,4,5)から2つを選んで並べる順列を考えます。
4P2=(4−2)!4!=2!4!=2×14×3×2×1=4×3=12通り。 一の位が4の場合:
百の位と十の位は、残りの4つの数字(1,2,3,5)から2つを選んで並べる順列を考えます。
4P2=(4−2)!4!=2!4!=2×14×3×2×1=4×3=12通り。 したがって、偶数の数字は12+12=24通りです。