まず、14, 63, n をそれぞれ素因数分解する。 14=2×7 63=32×7 n=7k (ただし、kは整数) 最大公約数が7であることから、nは7の倍数であることがわかる。 最小公倍数882を素因数分解する。
882=2×32×72 14, 63, n の最小公倍数が 2×32×72 であることから、n=7k の k は、2×32×72 の約数でなければならない。さらに、14=2×7と63=32×7があるので、nは2 または 32 を含まないといけない。そして、nは72 の因数を持つ可能性がある。 14, 63, 7k の最大公約数が7であるためには、kは2と9のどちらも約数に持たない必要がある。 最小公倍数が882であることから、7kは2×32×72の約数でなければならない。 n=7k とすると、3つの数の最小公倍数は、 lcm(14,63,7k)=2×32×72=882 n=7k<300 より、k<7300≈42.8 nの候補として、7×7=49, 7×(2×7)=98, 7×(3×7)=147, 7×(2×3×7)=294 lcm(14,63,49)=lcm(2×7,32×7,72)=2×32×72=882 lcm(14,63,98)=lcm(2×7,32×7,2×72)=2×32×72=882 lcm(14,63,147)=lcm(2×7,32×7,3×72)=2×32×72=882 lcm(14,63,294)=lcm(2×7,32×7,2×3×72)=2×32×72=882 最大公約数が7であることを確認する。
gcd(14,63,49)=gcd(2×7,32×7,72)=7 gcd(14,63,98)=gcd(2×7,32×7,2×72)=7 gcd(14,63,147)=gcd(2×7,32×7,3×72)=7 gcd(14,63,294)=gcd(2×7,32×7,2×3×72)=7 よって、49, 98, 147, 294 の4つが条件を満たす。