5個の数字0, 1, 2, 3, 4のうち異なる3個を並べて3桁の整数を作る。 (1) 3の倍数は何個作れるか。 (2) 小さい方から順に並べると、42番目の数は何か。

算数場合の数整数3の倍数順列
2025/5/30

1. 問題の内容

5個の数字0, 1, 2, 3, 4のうち異なる3個を並べて3桁の整数を作る。
(1) 3の倍数は何個作れるか。
(2) 小さい方から順に並べると、42番目の数は何か。

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数について
3桁の整数が3の倍数であるためには、各位の数字の和が3の倍数である必要がある。
0, 1, 2, 3, 4の中から3つ選んで和が3の倍数になる組み合わせは以下の通り。
* (0, 1, 2): 和は3
* (0, 2, 4): 和は6
* (1, 2, 3): 和は6
* (0, 3, 3): これは条件に合わない (異なる3つではないため)
* (2, 3, 4): 和は9
* (0, 3, 6): これは条件に合わない。6はないため。
* (1, 3, 2): 和は6。並び順が異なるだけなので重複を避ける。
* (3, 0, 6): これは条件に合わない。6はないため。
上記より、(0, 1, 2), (0, 2, 4), (1, 2, 3), (2, 3, 4) の4パターンである。
ただし、百の位が0になる場合は3桁の整数にならないので注意する。
* (0, 1, 2): 1, 2を百の位に置けるので、2×2×1=42 \times 2 \times 1 = 4 通り。
* (0, 2, 4): 2, 4を百の位に置けるので、2×2×1=42 \times 2 \times 1 = 4 通り。
* (1, 2, 3): 3×2×1=63 \times 2 \times 1 = 6 通り。
* (2, 3, 4): 3×2×1=63 \times 2 \times 1 = 6 通り。
したがって、3の倍数は 4+4+6+6=204 + 4 + 6 + 6 = 20 個作れる。
(2) 42番目の数について
小さい方から順に並べる。
百の位が1である数を考える。十の位と一の位に入る数字は0, 2, 3, 4のいずれかである。
百の位が1のとき、小さい順に並べると、
102, 103, 104, 120, 123, 124, 130, 132, 134, 140, 142, 143 となる。
百の位が1である数は、4×3=124 \times 3 = 12 個。
百の位が2である数も同様に、4×3=124 \times 3 = 12 個。
百の位が3である数も同様に、4×3=124 \times 3 = 12 個。
ここまでで 12+12+12=3612 + 12 + 12 = 36 個。
次に百の位が4の数を小さい順に並べると、
401, 402, 403, 410, 412, 413 となる。
ここまでで 36+6=4236+6 = 42 個。
したがって、42番目の数は413である。

3. 最終的な答え

(1) 20個
(2) 413