導線の断面をAからBの向きに2.0秒間に $5.0 \times 10^{18}$ 個の自由電子が通過するとき、電流の向きと強さを求めます。ただし、電子の電荷は $-1.6 \times 10^{-19}$ C とします。(有効数字2桁)

応用数学電気回路電流電荷物理
2025/3/26

1. 問題の内容

導線の断面をAからBの向きに2.0秒間に 5.0×10185.0 \times 10^{18} 個の自由電子が通過するとき、電流の向きと強さを求めます。ただし、電子の電荷は 1.6×1019-1.6 \times 10^{-19} C とします。(有効数字2桁)

2. 解き方の手順

電流の向きは、電子の流れと逆向きになります。電子がAからBに流れるので、電流はBからAに流れます。
電流の強さは、単位時間あたりに流れる電荷の量で定義されます。
まず、2.0秒間に流れる全電荷の大きさを計算します。
全電荷 QQ は、電子の数 NN に電子の電荷 ee をかけたものなので、
Q=N×e=5.0×1018×1.6×1019=0.80Q = N \times |e| = 5.0 \times 10^{18} \times 1.6 \times 10^{-19} = 0.80 C
電流の強さ II は、
I=QtI = \frac{Q}{t} で求められます。ここで、tt は時間です。
I=0.80 C2.0 s=0.40 AI = \frac{0.80 \text{ C}}{2.0 \text{ s}} = 0.40 \text{ A}

3. 最終的な答え

(1) B
(2) A
(3) 0.40

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