問題13は、x軸上を正の向きに進む物体が、初速度12m/sで原点を通過し、その後、加速度1.5m/s²で等加速度直線運動をするという設定です。 (1) 原点を通過してから2.0秒後の物体の速度 $v$ を求めます。 (2) 原点を通過してから2.0秒間に物体が進む距離 $l$ を求めます。

応用数学物理運動等加速度直線運動速度距離
2025/6/2

1. 問題の内容

問題13は、x軸上を正の向きに進む物体が、初速度12m/sで原点を通過し、その後、加速度1.5m/s²で等加速度直線運動をするという設定です。
(1) 原点を通過してから2.0秒後の物体の速度 vv を求めます。
(2) 原点を通過してから2.0秒間に物体が進む距離 ll を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 等加速度直線運動の速度の式 v=v0+atv = v_0 + at を用います。
ここで、v0v_0 は初速度、aa は加速度、tt は時間です。
問題文より、v0=12v_0 = 12 m/s、a=1.5a = 1.5 m/s²、t=2.0t = 2.0 sなので、
v=12+1.5×2.0v = 12 + 1.5 \times 2.0 を計算します。
(2) 等加速度直線運動の変位の式 x=v0t+12at2x = v_0t + \frac{1}{2}at^2 を用います。
ここで、xx は変位、v0v_0 は初速度、aa は加速度、tt は時間です。
問題文より、v0=12v_0 = 12 m/s、a=1.5a = 1.5 m/s²、t=2.0t = 2.0 sなので、
l=12×2.0+12×1.5×(2.0)2l = 12 \times 2.0 + \frac{1}{2} \times 1.5 \times (2.0)^2 を計算します。

3. 最終的な答え

(1) v=12+1.5×2.0=12+3=15v = 12 + 1.5 \times 2.0 = 12 + 3 = 15 m/s
(2) l=12×2.0+12×1.5×(2.0)2=24+0.5×1.5×4=24+3=27l = 12 \times 2.0 + \frac{1}{2} \times 1.5 \times (2.0)^2 = 24 + 0.5 \times 1.5 \times 4 = 24 + 3 = 27 m
したがって、
(1) 15 m/s
(2) 27 m

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