$2.0 \Omega$ の抵抗に $10V$ の電圧をかけたときの消費電力 $P$ (W) と、1.0分間($60s$)に発生するジュール熱 $Q$ (J) を求める問題です。ただし、ジュール熱は $A \times 10^B$ (J)の形式で表記し、有効数字2桁で答える必要があります。

応用数学電気回路消費電力ジュール熱物理有効数字
2025/3/26

1. 問題の内容

2.0Ω2.0 \Omega の抵抗に 10V10V の電圧をかけたときの消費電力 PP (W) と、1.0分間(60s60s)に発生するジュール熱 QQ (J) を求める問題です。ただし、ジュール熱は A×10BA \times 10^B (J)の形式で表記し、有効数字2桁で答える必要があります。

2. 解き方の手順

(1) 消費電力 PP の計算
消費電力 PP は、電圧 VV と抵抗 RR を用いて、P=V2RP = \frac{V^2}{R} で計算できます。
V=10VV = 10VR=2.0ΩR = 2.0 \Omega なので、
P=1022.0=1002.0=50WP = \frac{10^2}{2.0} = \frac{100}{2.0} = 50W
(2) ジュール熱 QQ の計算
ジュール熱 QQ は、消費電力 PP と時間 tt を用いて、Q=PtQ = Pt で計算できます。
P=50WP = 50Wt=1.0=60t = 1.0 \text{分} = 60 \text{秒} なので、
Q=50×60=3000JQ = 50 \times 60 = 3000J
(3) ジュール熱の表記
ジュール熱を A×10BA \times 10^B の形式で表します。
Q=3000J=3.0×103JQ = 3000J = 3.0 \times 10^3 J
有効数字2桁で表されているので問題ありません。

3. 最終的な答え

(1) 50
(2) 3.0
(3) 3

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