この関数は合成関数であるため、連鎖律(チェーンルール)を用いて微分します。
f(x)=(cosx)5 と書き換えることができます。 連鎖律は、関数 f(g(x)) の微分が f′(g(x))⋅g′(x) となるというものです。 まず、外側の関数を u5 とみなし、 u で微分します。 dudu5=5u4 次に、内側の関数を cosx とみなし、x で微分します。 dxdcosx=−sinx 連鎖律を用いて、これらの結果を掛け合わせます。
f′(x)=5(cosx)4⋅(−sinx) 最後に、式を整理します。
f′(x)=−5cos4xsinx