$\int \frac{1}{\cos^2(3x)} dx$ を計算する問題です。

解析学積分三角関数置換積分
2025/6/3

1. 問題の内容

1cos2(3x)dx\int \frac{1}{\cos^2(3x)} dx を計算する問題です。

2. 解き方の手順

1cos2(x)\frac{1}{\cos^2(x)}sec2(x)\sec^2(x) と同じなので、積分は sec2(3x)dx\int \sec^2(3x) dx と書き換えられます。
sec2(x)dx=tan(x)+C\int \sec^2(x) dx = \tan(x) + C であることを利用します。
置換積分を行います。u=3xu = 3x とおくと、dudx=3\frac{du}{dx} = 3 より dx=13dudx = \frac{1}{3}du となります。
積分は
sec2(u)13du=13sec2(u)du=13tan(u)+C\int \sec^2(u) \frac{1}{3} du = \frac{1}{3} \int \sec^2(u) du = \frac{1}{3} \tan(u) + C
となります。
u=3xu = 3x を代入すると、
13tan(3x)+C\frac{1}{3} \tan(3x) + C
となります。

3. 最終的な答え

13tan(3x)+C\frac{1}{3} \tan(3x) + C

「解析学」の関連問題

関数 $f(x) = 3x^2$ について、導関数 $f'(a)$ を求め、さらにグラフ上の点$(1, 3)$における接線の傾きを求めよ。

微分導関数接線関数の微分
2025/6/5

関数 $f(x) = x^2$ の、指定された $x$ の値における微分係数を求める問題です。 (1) $x=2$ のときの微分係数を求めます。 (2) $x=-1$ のときの微分係数を求めます。

微分係数導関数関数の微分
2025/6/5

関数 $f(x, y) = \frac{\sqrt{x+y}}{xy}$ と $f(x, y) = e^x \sin(y)$ が与えられています。この問題は、おそらくこれらの関数に対して何らかの計算や...

偏微分多変数関数微分
2025/6/5

与えられた4つの関数 $f(x, y)$ のそれぞれについて、1階偏導関数 $f_x$, $f_y$ と、2階偏導関数 $f_{xx}$, $f_{yy}$, $f_{xy}$, $f_{yx}$ を...

偏微分多変数関数偏導関数
2025/6/5

与えられた極限を計算します。 $\lim_{x \to \infty} (\sqrt{x^2 + 3x} - x)$

極限関数の極限ルート
2025/6/5

次の9つの不定積分を求める問題です。 (1) $\int xe^{2x} dx$ (2) $\int \log(2x+1) dx$ (3) $\int (2x-1)\log x dx$ (4) $\i...

不定積分部分積分置換積分指数関数対数関数三角関数
2025/6/5

与えられた関数 $f(x, y)$ の2階までの偏導関数を求める問題です。 (1) $f(x, y) = x^4 + xy^3$ (2) $f(x, y) = e^x \cos(y)$

偏微分偏導関数
2025/6/5

関数 $f(x,y) = \frac{\sqrt{x+y}}{xy}$ の、xとyに関する1階および2階の偏導関数を求めます。つまり、$f_x$, $f_y$, $f_{xx}$, $f_{yy}$,...

偏微分偏導関数
2025/6/5

関数 $f(x) = \sin(5x)$ のマクローリン展開を3次まで求める問題です。

マクローリン展開三角関数微分
2025/6/5

はい、承知いたしました。画像に示された数学の問題を解きます。

不定積分置換積分三角関数指数関数対数関数
2025/6/5