偏導関数は、ある変数で微分するときに、他の変数を定数とみなして計算します。2階偏導関数は、1階偏導関数をさらに偏微分することで求めます。具体的には、以下の4つの偏導関数を計算します。
∂x2∂2f, ∂y2∂2f, ∂x∂y∂2f, ∂y∂x∂2f (1) f(x,y)=x4+xy3 * 1階偏導関数:
∂x∂f=4x3+y3 ∂y∂f=3xy2 * 2階偏導関数:
∂x2∂2f=∂x∂(4x3+y3)=12x2 ∂y2∂2f=∂y∂(3xy2)=6xy ∂x∂y∂2f=∂x∂(3xy2)=3y2 ∂y∂x∂2f=∂y∂(4x3+y3)=3y2 (2) f(x,y)=excos(y) * 1階偏導関数:
∂x∂f=excos(y) ∂y∂f=−exsin(y) * 2階偏導関数:
∂x2∂2f=∂x∂(excos(y))=excos(y) ∂y2∂2f=∂y∂(−exsin(y))=−excos(y) ∂x∂y∂2f=∂x∂(−exsin(y))=−exsin(y) ∂y∂x∂2f=∂y∂(excos(y))=−exsin(y)