初項が63、公差が-5である等差数列 $\{a_n\}$ において、初項からの和が最大になるのは第何項までを加えたときか。

代数学数列等差数列最大値一般項
2025/6/3

1. 問題の内容

初項が63、公差が-5である等差数列 {an}\{a_n\} において、初項からの和が最大になるのは第何項までを加えたときか。

2. 解き方の手順

等差数列の和が最大になるのは、数列の項が正の数の間だけ和に加える時です。数列の項が負の数になると、和は減少していきます。
したがって、一般項ana_nが初めて負になる項の番号を求め、その前の項までの和が最大になることが分かります。
等差数列の一般項ana_nは、初項をa1a_1、公差をddとすると、
an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d
で表されます。
この問題の場合、a1=63a_1 = 63d=5d = -5なので、
an=63+(n1)(5)a_n = 63 + (n-1)(-5)
an=635n+5a_n = 63 - 5n + 5
an=685na_n = 68 - 5n
an<0a_n < 0となるnnを求めます。
685n<068 - 5n < 0
68<5n68 < 5n
n>685n > \frac{68}{5}
n>13.6n > 13.6
したがって、nnが14以上のとき、ana_nは負になります。
和が最大になるのはn=13n=13のときです。

3. 最終的な答え

第13項

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