XクラスとYクラスがある資格試験講座があり、受講生の人数は同じ。Xクラスでは78%、Yクラスでは84%が合格した。 問題:Xクラスで合格したのは何人か? ア:Yクラスでは39人が合格した イ:XクラスではYクラスより3人多く合格した

算数割合方程式人数条件整理
2025/3/9

1. 問題の内容

XクラスとYクラスがある資格試験講座があり、受講生の人数は同じ。Xクラスでは78%、Yクラスでは84%が合格した。
問題:Xクラスで合格したのは何人か?
ア:Yクラスでは39人が合格した
イ:XクラスではYクラスより3人多く合格した

2. 解き方の手順

まず、与えられた情報を整理します。
- Xクラスの合格率: 78%
- Yクラスの合格率: 84%
- XクラスとYクラスの受講生数は同じ
- アの情報: Yクラスの合格者数は39人
- イの情報: Xクラスの合格者数はYクラスの合格者数より3人多い
アの情報だけがある場合:
Yクラスの受講生数を nn とすると、Yクラスの合格者数は 0.84n0.84n 人です。
アの情報より、 0.84n=390.84n = 39 となります。
したがって、n=390.84n = \frac{39}{0.84} となります。
Xクラスの受講生数も nn なので、Xクラスの合格者数は 0.78n=0.78×390.840.78n = 0.78 \times \frac{39}{0.84} で計算できます。
したがって、アの情報だけでXクラスの合格者数が分かります。
イの情報だけがある場合:
Yクラスの合格者数を yy とすると、Xクラスの合格者数は y+3y+3 人です。
Yクラスの受講生数を nn とすると、 0.84n=y0.84n = y
Xクラスの受講生数も nn なので、0.78n=y+30.78n = y+3 となります。
この2つの式から nnyy を求めることができます。
0.78n=0.84n+30.78n = 0.84n + 3
0.06n=3-0.06n = 3
n=50n = -50
これは人数が負の値になるので、間違っています。
Yクラスの合格者数を yy、受講生数を nn とすると、Xクラスの合格者数は y+3y+3
0.84n=y0.84n = y0.78n=y+30.78n = y+3 より、0.78n=0.84n+30.78n=0.84n+3 を解くことはできない。
ただし、y+3y+3 が Xクラスの合格者数。
0.78n=y+30.78n=y+3 は Xクラスの合格率 ×\times 受講生数 であり、 nn (受講生数)がわかれば合格者数もわかる。
0.84n=y0.84n = y なので、これを 0.78n=y+30.78n = y+3 に代入して整理すると、
0.78n=0.84n+30.78n = 0.84n+3 →  0.06n=3-0.06n = 3 → n=50n=-50
という計算になり、矛盾が生じる。
しかし、イの情報のみで、Xクラスの合格者がYクラスの合格者より3人多いという情報だけからでも解ける。
受講者数が同じ人数なので、仮に受講者数を nn とすると、Yクラスの合格者は 0.84n0.84n 人、Xクラスの合格者は 0.78n0.78n 人である。
0.78n=0.84n+30.78n = 0.84n + 3 となる。
しかし、これは矛盾した式となる。
アの情報だけがある場合、Xクラスの合格者数=0.78390.84=36.14Xクラスの合格者数 = 0.78*\frac{39}{0.84} = 36.14
イの情報だけがある場合、Yクラスの合格者数=39,Xクラスの合格者数=42Yクラスの合格者数 = 39, Xクラスの合格者数 = 42
アの情報がある場合、Yクラスの受講者数 nn を求めることができる。n=390.84=46.43n = \frac{39}{0.84} = 46.43
Xクラスの合格者数=0.7846.43=36.215436Xクラスの合格者数 = 0.78 * 46.43 = 36.2154 \approx 36
イの情報がある場合、Yクラスの合格者数 yy、Xクラスの合格者数 y+3y+3 とすると、受講者数は同じなので、y/0.84=(y+3)/0.78y/0.84 = (y+3)/0.78 → 0.78y=0.84y+2.520.78y = 0.84y + 2.52 → 0.06y=2.52-0.06y = 2.52 → y=42y = -42
両方の情報がある場合、Yクラスの合格者は39人なので、0.84n=390.84n=39Xクラスの合格者は42人なので、Xクラスの合格者は42人なので、0.78n=42$。
n=390.84=46.428n = \frac{39}{0.84}=46.428n=420.78=53.846n = \frac{42}{0.78}=53.846
アだけではXクラスの合格者数を求めることができる。

3. 最終的な答え

A

「算数」の関連問題

与えられた3つの計算問題の答えを求めます。 (1) $5 + 2 \times (-4)$ (3) $-28 \div 7 - 1$ (5) $(7-2) \times (-5)$

四則演算計算
2025/7/19

与えられた数式を計算する問題です。 (4) $\frac{1}{2} - \frac{4}{3} \times (-\frac{1}{8})$ (6) $(-2)^2 + (-9^2) \div 3^...

四則演算分数計算
2025/7/19

問題は、与えられた計算問題を解くことです。具体的には、以下の問題です。 (6) $(-2)^2 + (-9^2) \div 3^3 = $

四則演算指数計算計算問題数の計算
2025/7/19

あるバスの乗客について、男性が25人、大人が40人、大人の男性が15人、子どもの女性が5人乗っていた時、バスの乗客は全部で何人か?

文章問題集合足し算人数
2025/7/19

実数 $x$ に対し、$x$ を超えない最大の整数を記号 $[x]$ で表すとき、$[2 - \sqrt{5}]$ の値を求める問題です。

整数平方根不等式最大整数
2025/7/19

(1) $-\sqrt{5}$ の整数部分を求める問題。 (2) $-\sqrt{5}$ の小数部分を求める問題。

平方根整数部分小数部分数の範囲
2025/7/19

問題は、分数 $\frac{7}{5}$ の整数部分と小数部分を、選択肢から選ぶ問題です。

分数整数部分小数部分
2025/7/19

7654を計算したときの一の位の数を求めます。

累乗一の位整数の性質
2025/7/19

二重根号 $\sqrt{3-\sqrt{5}}$ を外して簡略化し、$\sqrt{\frac{\text{ア}-\sqrt{\text{イ}}}{2}}$ の形に変形する問題です。アとイに当てはまる選...

根号二重根号式の計算平方根
2025/7/19

$\sqrt{2-\sqrt{3}}$ の二重根号を外す際に、$\sqrt{3}$ の係数を2にするために、$\frac{\sqrt{2-\sqrt{3}}}{1}$ にどのような数をかけるか。また、...

二重根号根号平方根
2025/7/19