自然数 $n$ が $n$ 個ずつ続く数列がある。 (1) 自然数 $n$ が初めて現れるのは第何項か。 (2) 第100項を求めよ。

算数数列等差数列項数
2025/6/10

1. 問題の内容

自然数 nnnn 個ずつ続く数列がある。
(1) 自然数 nn が初めて現れるのは第何項か。
(2) 第100項を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 自然数 nn が初めて現れる項数を求める。
数列の最初の n1n-1 個の項数の合計に1を足すと、自然数 nn が初めて現れる項数がわかる。最初の n1n-1 個の項数の合計は 1+2+3++(n1)1 + 2 + 3 + \dots + (n-1) である。これは等差数列の和であり、(n1)n2\frac{(n-1)n}{2} と表せる。したがって、自然数 nn が初めて現れるのは (n1)n2+1\frac{(n-1)n}{2} + 1 項である。
(2) 第100項を求める。
第100項がどの自然数に対応するかを調べる。自然数 kkkk 個並ぶ数列において、自然数 kk が最後に現れる項数は 1+2+3++k=k(k+1)21 + 2 + 3 + \dots + k = \frac{k(k+1)}{2} である。
k(k+1)2100\frac{k(k+1)}{2} \le 100 となる最大の kk を探す。
k(k+1)200k(k+1) \le 200
k=13k = 13 のとき、13×14=18220013 \times 14 = 182 \le 200
k=14k = 14 のとき、14×15=210>20014 \times 15 = 210 > 200
したがって、k=13k = 13 である。
13×142=91\frac{13 \times 14}{2} = 91 より、第91項は13である。
したがって、第92項から第105項までは14である。
よって、第100項は14である。

3. 最終的な答え

(1) (n1)n2+1\frac{(n-1)n}{2} + 1
(2) 14

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