1. 問題の内容
自然数 が 個ずつ続く数列がある。
(1) 自然数 が初めて現れるのは第何項か。
(2) 第100項を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 自然数 が初めて現れる項数を求める。
数列の最初の 個の項数の合計に1を足すと、自然数 が初めて現れる項数がわかる。最初の 個の項数の合計は である。これは等差数列の和であり、 と表せる。したがって、自然数 が初めて現れるのは 項である。
(2) 第100項を求める。
第100項がどの自然数に対応するかを調べる。自然数 が 個並ぶ数列において、自然数 が最後に現れる項数は である。
となる最大の を探す。
のとき、
のとき、
したがって、 である。
より、第91項は13である。
したがって、第92項から第105項までは14である。
よって、第100項は14である。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 14