(1) 円Cの中心(0,0)と直線 l:ax−y−4a=0 の距離dが、円の半径2以下であればよい。 d=a2+(−1)2∣a(0)−0−4a∣=a2+1∣−4a∣=a2+14∣a∣≤2 両辺を2で割り、2乗すると、
a2+14a2≤1 4a2≤a2+1 a2≤31 −31≤a≤31 (2) Cと l の交点をA, Bとし、P(X, Y)とする。 Aのx座標を α, Bのx座標を βとする。X=2α+βとなる。 y=a(x−4)をx2+y2=4に代入して、x2+(a(x−4))2=4 x2+a2(x2−8x+16)=4 (1+a2)x2−8a2x+16a2−4=0 解と係数の関係より、α+β=1+a28a2 X=1+a24a2 Y=a(X−4)=a(1+a24a2−4)=a1+a24a2−4−4a2=1+a2−4a X=1+a24a2より、X(1+a2)=4a2 X=4a2−Xa2 X=a2(4−X) a2=4−XX Y=1+a2−4aより、−4a=Y(1+a2)=Y+Ya2 a=−4Y(1+a2) a=−4Y(1+4−XX)=−4Y4−X4−X+X=−4−XY a2=(4−X)2Y2 4−XX=(4−X)2Y2 X(4−X)=Y2 4X−X2=Y2 X2−4X+Y2=0 (X−2)2+Y2=4 これは円であるが、題意より楕円の形にする必要がある。
x2+y2=4のとき、この円の周上で y=a(x−4) に接する時の接点をPとする。 a=dxdy=y−x y=y−x(x−4) y2=1−x2+4x 4=x2+y2=x2−x2+4x 4=4x より x=1 y2=3 より y=±3 a=y−x=±3−1=∓31 したがって −31≤a≤31 X=1+a24a2なので、−31≤a≤31のとき、 0≤a2≤31より 0≤X≤1+314(31)=3434=1 (X−2)2+Y2=4より、X=1のとき (1−2)2+Y2=4⇒Y2=3⇒Y=±3 X=0のとき (−2)2+Y2=4⇒Y2=0⇒Y=0 したがって、Pは曲線 4(x−2)2+4y2=1 (円) の一部。 (3) X=0からX=1までの円弧の長さを求める。 (2)で求めた円の中心は (2, 0) 、半径は 2。
(x−2)2+y2=4より、x=0のときy=0、x=1のときy=±3 cosθ=2x−2とおくと、 x=2+2cosθ x=0のとき、2cosθ=−2なのでcosθ=−1となり、θ=π x=1のとき、2cosθ=−1なのでcosθ=−21となり、θ=32π したがって、円弧の角度はπ−32π=3π 求める弧の長さは 2×3π×2=34π