点Oを中心とする半径6の円があり、ABはその直径である。円周上の点Cにおける接線と、直線ABの交点をDとする。BD = 4のとき、AC : CBを求めよ。
2025/6/15
1. 問題の内容
点Oを中心とする半径6の円があり、ABはその直径である。円周上の点Cにおける接線と、直線ABの交点をDとする。BD = 4のとき、AC : CBを求めよ。
2. 解き方の手順
まず、与えられた情報を整理します。
- 円の半径は6なので、直径ABの長さは12です。
- BDの長さは4です。
- CDは点Cにおける円の接線です。
円の接線の性質より、OCとCDは直交します。つまり、三角形OCDは直角三角形です。
また、角ACBは直径に対する円周角なので、90度です。したがって、三角形ACBは直角三角形です。
三角形OCDにおいて、OD = OB + BD = 6 + 4 = 10です。
OC = 6なので、三平方の定理より、
次に、三角形ACDと三角形CBDに注目します。
角ACD = 角CBD = θとします。
なぜなら、接弦定理より、角ACD = 角ABCです。また、角CBD = 角ABCなので、角ACD = 角CBDです。
三角形ACDと三角形BCDにおいて、角Dは共通なので、この二つの三角形は相似です。
したがって、
直角三角形ABCにおいて、三平方の定理より、
これは矛盾するので、接弦定理で角度の設定が誤っていたようです。
角ACD = θとおくと、角ABC = θです。
三角形ACDと三角形BCDは相似なので
直角三角形ABCにおいて、
今一度確認します。
ACDとBCDは相似である。
3. 最終的な答え
AC : CB = 2 : 1