x2+ax+24 が因数分解できるということは、整数 m,n が存在して、 x2+ax+24=(x+m)(x+n) と表せるということです。展開すると、
x2+ax+24=x2+(m+n)x+mn よって、a=m+n かつ mn=24 となります。 mn=24 を満たす整数の組 (m,n) をすべて求めます。 24の約数は、1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 24 です。
(m,n) の組み合わせは以下の通りです。 (1, 24), (2, 12), (3, 8), (4, 6), (-1, -24), (-2, -12), (-3, -8), (-4, -6)
(n,m)の順序を入れ替えたものも考えられますが、a=m+n=n+m なので、a の値は同じになります。 それぞれの (m,n) に対する a=m+n の値は、 1+24=25 2+12=14 −1+(−24)=−25 −2+(−12)=−14 −3+(−8)=−11 −4+(−6)=−10 したがって、a の値は 25,14,11,10,−25,−14,−11,−10 の8通りです。