この問題は2つの部分から構成されています。 (1) 奇数金額のコインを使って $n$ 円を支払う方法の総数を $OP_n$ と定義するとき、$OP_{11}$ を求めます。 (2) 1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2組作ったとき、その和が93になる組み合わせの数を求めます。
2025/6/16
1. 問題の内容
この問題は2つの部分から構成されています。
(1) 奇数金額のコインを使って 円を支払う方法の総数を と定義するとき、 を求めます。
(2) 1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2組作ったとき、その和が93になる組み合わせの数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) を求める。
11円を奇数金額のコインで支払う組み合わせを考えます。
- 11円玉1枚
- 9円玉1枚、1円玉2枚
- 7円玉1枚、1円玉4枚
- 7円玉1枚、3円玉1枚、1円玉1枚
- 5円玉1枚、1円玉6枚
- 5円玉1枚、3円玉1枚、1円玉3枚
- 5円玉1枚、3円玉2枚
- 5円玉2枚、1円玉1枚
- 3円玉1枚、1円玉8枚
- 3円玉1枚、3円玉1枚、1円玉5枚
- 3円玉1枚、3円玉2枚、1円玉2枚
- 3円玉3枚、1円玉2枚
- 1円玉11枚
したがって、 です。
(2) 2桁の数の和が93になる組み合わせを求める。
2つの2桁の数の和が93になる組み合わせを考えます。
1から9までの数字を使うので、十の位の数の組み合わせは、例えば49 + 44など、同じ数字を2回使うことはできません。
可能な組み合わせは次の通りです。
- 45 + 48 = 93
- 46 + 47 = 93
45と48の場合、4, 5, 8を使うので、残りの数字は1, 2, 3, 6, 7, 9です。45と48, 48と45のように順番を入れ替えることができるので、通りの組み合わせがあります。同様に、46と47の場合も通りの組み合わせがあります。
合計で4 + 4 = 8通りです。
3. 最終的な答え
2桁の数の組み合わせとして考えられるのは 8 通りです。