7個の数字 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6 から異なる4個の数字を使って4桁の整数を作るとき、以下の個数を求める問題です。 (1) 4桁の整数 (2) 4桁の奇数 (3) 4桁の偶数 (4) 4桁の5の倍数
2025/6/16
1. 問題の内容
7個の数字 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6 から異なる4個の数字を使って4桁の整数を作るとき、以下の個数を求める問題です。
(1) 4桁の整数
(2) 4桁の奇数
(3) 4桁の偶数
(4) 4桁の5の倍数
2. 解き方の手順
(1) 4桁の整数
千の位には0以外の6個の数字が入ります。百の位には残りの6個の数字が入り、十の位には残りの5個の数字が入り、一の位には残りの4個の数字が入ります。
よって、 で計算します。
(2) 4桁の奇数
一の位が奇数の場合(1,3,5)を考えます。
一の位が奇数の場合、3通りあります。
千の位は0と一の位で使った数字以外の数字が入るので5通りあります。
百の位は千の位と一の位で使った数字以外の数字が入るので5通りあります。
十の位は千の位、百の位、一の位で使った数字以外の数字が入るので4通りあります。
よって、 で計算します。
(3) 4桁の偶数
全数から奇数を引くことで計算します。
4桁の整数の個数は720個、4桁の奇数の個数は300個なので、
で計算します。
(4) 4桁の5の倍数
一の位が0か5の場合を考えます。
(i) 一の位が0の場合
千の位は0以外の6個の数字が入ります。百の位には残りの5個の数字が入り、十の位には残りの4個の数字が入ります。
よって、 個
(ii) 一の位が5の場合
千の位が0でない場合は5通り、千の位が0の場合は考えないといけない。
千の位が0でないとき、5通り。百の位は残りの5個、十の位は残りの4個なので、
個
千の位が0のときはない。
合計すると で計算します。
3. 最終的な答え
(1) 720個
(2) 300個
(3) 個
(4) 個