ある鉄道会社が、X~Y駅間の団体割引運賃を設定しようとしています。大人1人あたり500円、小人1人あたり250円の運賃で、団体Aから団体Fまでの人数構成と団体割引運賃が一部示されています。団体Eの団体割引運賃を推測する必要があります。

応用数学割引運賃線形計画法最適化
2025/6/19

1. 問題の内容

ある鉄道会社が、X~Y駅間の団体割引運賃を設定しようとしています。大人1人あたり500円、小人1人あたり250円の運賃で、団体Aから団体Fまでの人数構成と団体割引運賃が一部示されています。団体Eの団体割引運賃を推測する必要があります。

2. 解き方の手順

まず、団体A~D、Fについて、大人と小人の人数から計算されるはずの運賃を計算し、実際の団体割引運賃と比較して、割引率を推測します。
団体A:
大人5人、小人20人。運賃は 5×500+20×250=2500+5000=75005 \times 500 + 20 \times 250 = 2500 + 5000 = 7500 円。
団体割引運賃は4750円。割引額は 75004750=27507500 - 4750 = 2750 円。
団体B:
大人5人、小人30人。運賃は 5×500+30×250=2500+7500=100005 \times 500 + 30 \times 250 = 2500 + 7500 = 10000 円。
団体割引運賃は6500円。割引額は 100006500=350010000 - 6500 = 3500 円。
団体C:
大人10人、小人15人。運賃は 10×500+15×250=5000+3750=875010 \times 500 + 15 \times 250 = 5000 + 3750 = 8750 円。
団体割引運賃は5125円。割引額は 87505125=36258750 - 5125 = 3625 円。
団体D:
大人10人、小人20人。運賃は 10×500+20×250=5000+5000=1000010 \times 500 + 20 \times 250 = 5000 + 5000 = 10000 円。
団体割引運賃は6000円。割引額は 100006000=400010000 - 6000 = 4000 円。
団体F:
大人15人、小人30人。運賃は 15×500+30×250=7500+7500=1500015 \times 500 + 30 \times 250 = 7500 + 7500 = 15000 円。
団体割引運賃は9000円。割引額は 150009000=600015000 - 9000 = 6000 円。
上記のデータから、割引額は単純な比例関係にはないと考えられます。
しかし、各団体の割引後の運賃を計算するのではなく、各団体の割引額を計算すると、人数が増えるにつれて割引額が増えていることが分かります。団体Eの大人10人、小人30人の運賃を計算すると、
10×500+30×250=5000+7500=1250010 \times 500 + 30 \times 250 = 5000 + 7500 = 12500 円です。
割引額はA,B,C,D,Fの順で、2750, 3500, 3625, 4000, 6000となっているため、大まかに人数に比例していると仮定すると、EはDとFの間くらいの割引額になると考えられます。
団体Eは合計40人なので、団体D(30人)とF(45人)の間であることから、割引額は4000円と6000円の間と推定できます。
割引額を5000円と仮定すると、団体Eの割引運賃は125005000=750012500 - 5000 = 7500円となります。

3. 最終的な答え

7,500円

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