与えられた数96と144の正の約数の個数をそれぞれ求める問題です。

算数約数素因数分解整数の性質
2025/6/22

1. 問題の内容

与えられた数96と144の正の約数の個数をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

ある自然数nnを素因数分解して、n=p1e1×p2e2××pkekn = p_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times \dots \times p_k^{e_k}と表せるとします。このとき、nnの正の約数の個数は、(e1+1)(e2+1)(ek+1)(e_1+1)(e_2+1)\dots(e_k+1)で計算できます。
まず、それぞれの数を素因数分解します。
(1) 96の場合:
96=2×48=22×24=23×12=24×6=25×396 = 2 \times 48 = 2^2 \times 24 = 2^3 \times 12 = 2^4 \times 6 = 2^5 \times 3
したがって、96=25×3196 = 2^5 \times 3^1
約数の個数は、(5+1)(1+1)=6×2=12(5+1)(1+1) = 6 \times 2 = 12 個です。
(2) 144の場合:
144=12×12=(22×3)×(22×3)=24×32144 = 12 \times 12 = (2^2 \times 3) \times (2^2 \times 3) = 2^4 \times 3^2
約数の個数は、(4+1)(2+1)=5×3=15(4+1)(2+1) = 5 \times 3 = 15 個です。

3. 最終的な答え

(1) 96の正の約数の個数:12個
(2) 144の正の約数の個数:15個

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