1. 問題の内容
2桁の自然数のうち、各位の数字の積が奇数になるものと、偶数になるものがそれぞれ何個あるかを求める。
2. 解き方の手順
(1) 奇数になる場合:
2桁の自然数の各位の数字の積が奇数になるのは、一の位と十の位の数字がともに奇数である場合に限られる。
十の位は1から9までの奇数が5個(1, 3, 5, 7, 9)あり、一の位も0から9までの奇数が5個(1, 3, 5, 7, 9)ある。したがって、積が奇数になる2桁の自然数は、 で求められる。
(2) 偶数になる場合:
2桁の自然数は10から99まで全部で90個ある。
(1)で各位の数字の積が奇数になる2桁の自然数の個数を求めたので、全体から奇数になるものを引けば偶数になるものの個数がわかる。
つまり、 で求められる。
3. 最終的な答え
(1) 奇数になるもの: 個
(2) 偶数になるもの: 個